製作会社 デヴィッド・フォスター・プロダクションズ
ターマン=フォスター・カンパニー
配給 アメリカ合衆国 ユニヴァーサル映画
日本 CIC
公開 アメリカ合衆国 1982年6月25日
日本 1982年11月13日
上映時間 109分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語、ノルウェー語
監督 ジョン・カーペンター
脚本 ビル・ランカスター
原作 ジョン・W・キャンベル
『影が行く』
製作 デイヴィッド・フォスター
ローレンス・ターマン
スチュアート・コーエン
製作総指揮 ウィルバー・スターク
音楽 エンニオ・モリコーネ
キャスト
R・J・マクレディ ヘリ操縦士 … カート・ラッセル
ブレア 主任生物学者 … A・ウィルフォード・ブリムリー
ドクター・コッパー 医師 … リチャード・ダイサー
ギャリー 隊長 … ドナルド・モファット
ノールス 調理係 … T・K・カーター
1982年の南極。ノルウェー隊のヘリが、1匹の犬を追ってアメリカ南極観測隊第4基地へ現れた。
銃や手榴弾を使い執拗に犬を狙うが失敗し、手違いからヘリは爆発。
一人生き残ったノルウェー隊員は基地内へ逃げた犬を追って銃撃を続け、基地の隊員を負傷させるが基地の隊長により射殺される。
逃げのびた犬は犬小屋に入れられた。やがて夜になり、犬はグロテスクな生物に変形した。おぞましい姿となったThe Thing(それ)は他の犬へ触手を伸ばし、咆え声を聞いて駆けつけた隊員たちの火炎放射器によって撃退される。
調査の結果、それは取り込んだ生物に同化・擬態し、更に増殖できることが判明する。
隊員達は誰がそれに同化されているか判断できなくなり、吹雪により通信も途絶し孤立した環境の中、疑心暗鬼に陥る。
公開当時『ハロウィン』のジョン・カーペンターの作品ということで過剰な期待をしたせいか余り面白いとは思わなかった。
再見してみると、それなりに見応えがあった。
グロテスクなクリーチャーもグロ心をくすぐる造形だ。
寄生するものによって造形が変わるので、多くの寄生体を見てみたかった。
ストーリー的に密かに人間に寄生して体を乗っ取るのが目的であるので、余り強くないのが難点だ。
エイリアンのように強ければ、シリーズ化されたのにと思うと残念だ。