配給 東映
公開 1983年7月16日
上映時間 104分
製作国 日本
言語 日本語
監督 大林宣彦
脚本 剣持亘
原作 筒井康隆
製作 角川春樹
山田順彦(プロデューサー)
大林恭子(プロデューサー)
音楽 松任谷正隆
主題歌 原田知世
「時をかける少女」
ロケ地
広島県尾道市
広島県竹原市
胡堂(竹原市本町三丁目)
頼惟清旧宅(同上)
西方寺(同上)
堀川醤油店(同上)
上越国際スキー場
キャスト
芳山和子 … 原田知世、新井雅(3歳時)、新井瑞(5歳時)
深町一夫 … 高柳良一、平野仙丈(5歳時)
堀川吾朗 … 尾美としのり、加藤岳史(5歳時)
神谷真理子 … 津田ゆかり
福島利男 … 岸部一徳
立花尚子 … 根岸季衣
芳山哲夫 … 内藤誠(友情出演)
芳山紀子 … 入江若葉
芳山良子 … 山下陽子(7歳時)、岡寛恵(18歳時)
堀川貞子 … きたむらあきこ
深町正治 … 上原謙(特別出演)
深町たつ … 入江たか子(特別出演)
高校1年生の芳山和子は3月、学校のスキー教室に来ていた。
夜、ゲレンデで幼馴染の堀川吾朗と話している場に同級生の深町一夫が現れる。
3人が集合場所へ戻り、皆が揃って下山しようとするとなぜか一夫のスキーセットだけが見当たらない。
一夫は帰路の列車では途中の駅で野草を摘む。
新学期となった4月16日の土曜日。
和子と一夫、そして吾朗は放課後に当番で理科教室の掃除をする。
吾朗と一夫にカバンを取りに行かせ、和子が1人理科教室にいると、無人のはずの隣の実験室から物音が聞こえた。
和子が実験室に入ると白い煙が漂っており、それを嗅いだ和子は気を失い倒れてしまう。
原田知世初主演映画。
併映は薬師丸ひろ子主演の『探偵物語』。
大林宣彦の「尾道三部作」の2作目に数えられ、ロケの多くを広島県尾道市で行っている。
原田知世はどこか良いのかわからないが、人気があったのは確かだ。
お子様向けSFで、SFにありがちな小難しい事は一切抜きになっている。
作品の手法は、まさしく大林映画でナチュラル・トリップ映画になっている。