原題 The Curst of the Ghost
製作年 1969年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 93分
監督 森一生
脚色 直居欽哉
原作 鶴屋南北
音楽 齋藤一郎
キャスト
民谷伊右衛門 佐藤慶
お岩 稲野和子
佐藤与茂七 青山良彦
お袖 御影京子
直助 小林昭二
宅悦 沢村宗之助
お岩の父 浜村純
小平 水上保広
奥田庄三郎 木村元
浄念 花布辰男
仁次 伊達三郎
お色 毛利郁子
庄七 寺島雄作
浪人暮らしの民谷伊右衛門は、仕官の手づるを掴むため、札差伊勢屋のひとり娘お梅を助ける芝居をした。
そこを、妻お岩の父四谷左門に見咎められ、出世の妨げと冷然と義父を斬って捨てた。
伊右衛門にすっかり惚れ込んだお梅の願いで、聟にしたいとの申し出が伊勢屋からあった。
伊右衛門は妻のお岩と生れたばかりの赤ん坊が邪魔になってきた。
そんな時、伊勢屋から産後の特効薬という高価な薬が届いた。それは実は毒薬だったが、お岩は何のためらいもなく薬を飲んだ。
出演者で知ってる役者は伊右衛門の佐藤慶と仮面ライダーのおやっさんの小林昭二のみだ。
この前観た「四谷怪談」とは設定が多少違い伊右衛門が悪党に描かれている。
私の記憶にある設定と同じだ。
幼少期に観て震えた「四谷怪談」がこれかどうかは、わからないがこれかもしれない。
戸板に下男と一緒に貼り付けられたり、記憶にある恐怖場面もある。
「うらめしや~、この怨みはらさずにおくものか」という恐怖の定番セリフもある。
この前観た作品より恐怖感120%アップだ。
しかし恐怖に慣れ過ぎたのか余り怖いとは思わなかった。