原題 Zombieland
製作年 2009年
製作国 アメリカ
配給 日活(提供 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
上映時間 88分
監督 ルーベン・フライシャー
脚本 レット・リース 、 ポール・ワーニック
音楽 デヴィッド・サーディ
キャスト
タラハシー / ウディ・ハレルソン
コロンバス / ジェシー・アイゼンバーグ
リトルロック / アビゲイル・ブレスリン
ウィチタ / エマ・ストーン
406号室の女 / アンバー・ハード
ビル・マーレイ / ビル・マーレイ
新型ウィルスの爆発感染によって、人類の大半が人喰いゾンビとなってしまった世界。
大学生のコロンバスはテキサス州ガーランドでも数少ない生き残りの一人だった。
臆病で胃腸が弱く、引きこもりでネットおたく、当然童貞の彼は“生き残るための32のルール”を作り、慎重に実践して生き延びてきたのだ。そんな彼が両親の住むコロンバス州オハイオへと向かう旅の途中、屈強な腕力と抜群の射撃テクニックを持つ男、タラハシーと出会い、彼の車に同乗させてもらう。
タラハシーは過去の辛い経験からゾンビを心底憎み、ゾンビを退治することを楽しんでいた。二人が廃墟と化したスーパーで迫りくるゾンビたちを倒していると、ウィチタとリトルロックという詐欺師姉妹が現れる。
彼女たちは、コロンバスとタラハシーを騙して彼らの武器と車を奪い逃走するが、やがて安全のためにお互いの必要性を感じ、行動を共にすることになる。
ガチガチのゾンビ映画ではなく、コメディ・ゾンビ映画。
なので恐怖感は皆無。
ゾンビ映画では、これでもかと現れる人の肉を食うシーンも無し。
この映画では人間は5人しか出てこない。
その1人が、主役の4人がB.Mの家に避難した時に「ゴーストバスターズ」のテーマミュージックと供に出現する、本人役のビル・マーレー。
これがゾンビの扮装をすればゾンビに襲われないという思い込みで、ゾンビに扮装していて主人公を脅かして誤って撃たれてしまうという間抜けさで、すぐ死んでしまう。
後半は遊園地でのゾンビとの死闘?
捕まれば食われてしまうわけだが、妙に楽しそうだ。
情けない主人公の、ゾンビ青春恋愛映画としての爽快感が味わえる。