公開 2002年1月19日
上映時間 101分
製作国 日本
言語 日本語
監督 中田秀夫
脚本 中村義洋
鈴木謙一
原作 鈴木光司
『浮遊する水』
製作 一瀬隆重
音楽 川井憲次
主題歌 スガシカオ「青空」
キャスト
松原淑美:黒木瞳・碇由貴子(幼児期)
浜田邦夫:小日向文世
松原(浜田)郁子:菅野莉央(幼児期)・水川あさみ
河合美津子:小口美澪
弁護士・岸田:小木茂光
不動産屋・太田:徳井優
管理人・神谷:谷津勲
淑美の保母:浅野麻衣子
弁護士:吾羽七朗
男の調停委員:野村信次
女の調停委員:志水季里子
離婚調停中であり、娘・郁子の親権を夫・邦夫と争っている淑美は生活を立て直そうと、郁子と一緒に新しいマンションに引っ越す。
しかし、そこは雨漏りが酷い、水道水が不味い、上階の子供の足音がよく響くなど不具合が多く、また彼女は何か不穏なものを感じていた。
ある日、淑美は屋上で赤い子供用バッグを見つけ、それがきっかけで郁子と同じ幼稚園に通っていた少女・河合美津子が2年前から行方不明になっていることを知る。
…… ついに美津子の霊が姿を現した。
淑美は自分が連れ去られることで、郁子が連れ去られることを阻止した。
10年後、郁子は廃墟となったマンションを訪れ、そこに自身の身代わりに命を失った母・淑美の霊を見るのだった。
『リング』『リング2』に次いで製作された鈴木光司原作の映画化作品。
『リング』の後なのでインパクトは低いが、変更や追加で短編小説を長編小説が原作のような詳細さを持たせている。
恐怖感は薄いが不気味さはある。
黒木のずぶ濡れになりながらの演技は貫禄さえ伺える。
日本では数少ない女優魂を感じる。