ビターズ・エンド
配給 ビターズ・エンド
ショウゲート
公開 2011年4月1日
上映時間 107分
製作国 日本
言語 日本語
監督 前田弘二
脚本 高田亮
前田弘二
製作 「婚前特急」フィルムパートナーズ
製作総指揮 三好保洋
音楽 きだしゅんすけ
主題歌 monobright
「DANCING BABE」
キャスト
池下チエ:吉高由里子
田無タクミ:浜野謙太(SAKEROCK)
浜口トシコ:杏
奥田ミカ:石橋杏奈
出口道雄:青木崇高
野村健二:吉村卓也
トシコの夫:吉岡睦雄
堀アキラ:宇野祥平
老女:白川和子
三宅正良:榎木孝明
西尾みのる:加瀬亮
池下チエは「限られた時間を有効利用し、いろんな体験を楽しむ」という考えから、5人と同時に付き合っている。
風変わりな交際を楽しんでいたチエだが、突然できちゃった結婚した親友浜口トシコの幸せそうな姿を見て結婚願望が芽生える。
トシコの勧めで5人の彼氏を「査定」し、低い方から順に関係を清算しようとそれぞれのメリットとデメリットを列挙し始めたが、一番低いのは性格がいい加減で見た目も冴えないタクミだった。
チエはタクミに別れを切り出すが、彼からは「オレたち付きあってないじゃん」という言葉が返ってきた。
彼にとってチエはセックスフレンドに過ぎないというのだ。
チエはプライドを傷つけられ、タクミを自分に本気で惚れさせた上で捨ててやりたいと考えるようになる。
自称仕事も出来、男にモテると勘違いしているたんなるヤリマン女の結婚物語。
男が5人もいるからモテると勘違いしているが、男のほうも本気で惚れている者はなく、タダでやらせてくれる都合の良い女としか思っていない。
端から見ていても、生意気で優しさの欠片もない自惚れやだ。
知り合いならケリを入れたくなる女だ。
コメディ映画なのだが、クスリともしないコメディ・センスのない映画。
しかし意地悪さと我儘が顔に表れている吉高にはハマリ役かもしれない。