配給 松竹
製作年 1981年
製作国 日本
言語 日本語
上映時間 125分
監督 野村芳太郎
脚本 野上龍雄
原作 遠藤周作
製作 野村芳太郎
製作 野村芳樹
音楽 菅野光亮
キャスト
稲川圭子 小林麻美
稲川英輔 芦田伸介
田村樹生 小林薫
会沢吉男 高橋悦史
原田順吉 藤田まこと
原田ミツ 宮下順子
原田和生 渡瀬恒彦
原田広子 中島ゆたか
藤村邦直 下絛アトム
原田捷平 竹内のぶし
原田里江 鹿沼えり
明石さつき 頼近美津子
久世豊吉 米倉斉加年
杉林 丹波哲郎
稲川圭子はフィアンセの田村樹生がノイローゼ気味なので、父の紹介で神経科医、会沢を訪ね、相談した。樹生は幼い頃、田村家に養子にきて、四人兄弟の末っ子となった。その樹生の三人の兄が理由もなく失踪したのだ。熊本で薬局を営む長兄・順吉が二年前に、東海村原子力研究員の次兄・和生、沼津で製氷業を営む三兄の捷平がこの二ヵ月間に相次いで失踪した。樹生は次は自分の番だと心配していた。会沢は圭子の話に興味を持ち、樹生に会った。そして人間には夢で近い将来に起こる危険を予知する能力があるが、樹生にもそれがあることから夢の記述をすすめた。圭子は夢の謎を追って兄たちの家々を訪ねた。そして、捷平の妻から、夫が長兄の順吉を訪ねた時に一緒に写した写真に仄白い老人が写ってたことを聞き、圭子は順吉のいた熊本に向った。順吉の妻ミツは兄の久世の所に身を寄せており、その久世によると、順吉の描いていた絵にも、例の老人がいたという。
ホラーっぽい演出があったりするが、結果を見るとミステリータッチのサスペンスだった。
不気味な老人のような人物は子供であり薬による副作用で障害者にされた親の怨みというところに行き着く。
資生堂のCMでしか知らないが懐かしい小林麻美が出演している。
確かモデル兼歌手だったと思うが偶然にも先日小林麻美が歌う『雨音はショパンの調べ』を聴いて興味を持ち、この映画を観た。
正直言ってどこか面白いのかわからなかった。