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森蘭丸

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八尋舜右

PHP文庫


乱世を駆け抜けた青春


数年前までは、月に10冊は本を読んでいたが、この前までは本から離れていた。

以前買いだめしていた本を、このまま読まずに捨てられるのは勿体無いと思い寝る前に読む事にした。

読むのは、もっぱら時代小説とホラー、サスペンスが主だが。

織田信長に関しては好きなので色んな本を読んだが、森蘭丸に関しては信長の小姓というだけでほとんど知らない。
実際多くの事はわかっていないらしい。

なのでこの手の小説の大半はフィクションだと思う。

蘭丸を主人公にするにはキャラが弱いしイメージとしては美少年で信長のオモチャ的イメージしか湧いてこない。

この小説もキャラクター的にはそのような感じだが、むしろ芯のしっかりした気配りのできる好青年に描かれている。


信長 (男、主人) と真子 (女、想い人) 、母親 (仏教徒) と真子 (クリスチャン) の間で揺れ動く心の葛藤を描いている。


タイトルこそ森蘭丸だが、主人公は森蘭丸、織田信長、伊賀忍者乱の3人が主人公のようだ。

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