原題 Field of Dreams
配給 アメリカ合衆国 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本 東宝東和
公開 アメリカ合衆国 1989年4月21日
日本 1990年3月24日
上映時間 107分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
監督 フィル・アルデン・ロビンソン
脚本 フィル・アルデン・ロビンソン
原作 ウイリアム・パトリック・キンセラ
『シューレス・ジョー』
製作 ローレンス・ゴードン
チャールズ・ゴードン
製作総指揮 ブライアン・E・フランキッシュ
音楽 ジェームズ・ホーナー
キャスト
レイ・キンセラ … ケビン・コスナー
アニー・キンセラ … エイミー・マディガン
シューレス・ジョー・ジャクソン … レイ・リオッタ
テレンス・マン … ジェームズ・アール・ジョーンズ
ムーンライト・グラハム … バート・ランカスター
マーク … ティモシー・バスフィールド
アーチー・グラハム … フランク・ホエーリー
ジョン・キンセラ … ドワイヤー・ブラウン
カリン・キンセラ … ギャビー・ホフマン
バック・ウィーヴァー … マイケル・ミルホーン
エディ・シーコット … スティーヴ・イースティン
アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。
ある日の夕方、彼はトウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声「それを造れば、彼が来る」を耳にする。その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を造り上げる。
その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場にみつける。そこにいたのは“ブラックソックス事件”で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた“シューレス”ジョー・ジャクソンだった。
ケビン・コスナーの若き日の代表作。
野球を題材にしているが、そこに描かれているのは、夢や希望、家族の絆といった、アメリカで讃えられるものが要素になる。
壮大さはアメリカならではのものだが、日本人の心にも確実に訴えてくる。
何度見ても涙が溢れてくるし、思い出す度に涙が出てくる。
野球界から未練を残し去って行った者の無念を晴らすために導かれるように球場を作るが、天の声とは自分自身の心の声であり父親に対する後悔の念だった。