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Channel: 野良猫ロック
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7月4日に生まれた

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原題 Born on the Fourth of July
製作会社 Ixtlan
配給 アメリカ合衆国 ユニバーサル映画
日本 UIP
公開 アメリカ合衆国 1989年12月20日
日本 1990年2月17日
上映時間 145分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語

監督 オリバー・ストーン
脚本 オリバー・ストーン
ロン・コーヴィック
原作 ロン・コーヴィック
製作 A・キットマン・ホー
オリバー・ストーン
音楽 ジョン・ウィリアムズ


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キャスト
ロン・コーヴィック … トム・クルーズ
ロンの父 … レイモンド・J・バリー
ロンの母 … キャロライン・カヴァ
ドナ … キーラ・セジウィック
ティミー … フランク・ホエーリー
スティーヴ・ボイエル … ジェリー・レヴィン
チャーリー … ウィレム・デフォー
ヘイズ軍曹 … トム・ベレンジャー
ビリー・ヴォルソヴィッチ … スティーヴン・ボールドウィン
若き日のロン … ブライアン・ラーキン
ニュースレポーター … オリバー・ストーン


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7月4日の独立記念日に生まれ、第二次世界大戦の勇士である父を誇りに思うロン・コーヴィックは、高校卒業後に海兵隊に入隊し、13週間の訓練の後にベトナム戦争に従軍する。

そこでの戦いは熾烈であり、ベトコンの攻撃にパニックになったロンは部下のウィルソンを誤射して死なせてしまい、遂にロン自身も銃弾に倒れ脊髄を損傷、下半身不随となる。

故郷に戻るロンだが、アメリカで彼を待っていたものは、国を守る英雄としての賞賛の言葉ではなく、非難と嘲笑の嵐だった。

ベトナム帰還兵をゴミ屑のように扱う世間に、絶望の日々を過ごすロン。ロンは次第に酒浸りの日々を送ることで精神を病み、遂に家族からも孤立し、メキシコへと旅立った。

メキシコでの生活も自堕落なものだったが、帰還兵仲間との衝突から、ロンは意を決してウィルソンの遺族に真実を伝えに行った。ロンは遺族との対話の後、仲間と共に車椅子を操って反戦運動に立ち上がり、「今すぐ和平を」「ベトナムの兄弟を殺すな」「北爆を中止しろ」―仲間と共に、シュプレヒコールを叫びながら1972年の共和党大会に向けてデモ行進をする。


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オリバー・ストーンの戦争映画だが、同監督の『プラトーン』とは同じベトナム戦争を題材にしているが、『プラトーン』は戦場を舞台に戦争の悲惨さ、悲しさ、残酷さや憤り等を描いた感動作だが、本作は戦場でのシーンはごく僅かで、負傷して帰国し英雄として讃えられるどころか、嘲笑、非難の対象というところに愕然とし反戦運動へと傾倒していく、いわゆる反戦映画になっている。

戦場でも悲惨で、帰国しても悲惨では、アメリカのため、アメリカ人のために戦った事が無意味であり無駄になる。
そんな現状が今も変わらず存在する。

戦争は死んでも地獄、生き残っても地獄を表現している。

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