原題 POMPEII
製作年 2014年
製作国 カナダ ドイツ
配給 ギャガ
上映時間 105分
監督 ポール・W・S・アンダーソン
脚本 ジャネット・スコット・バッチラー 、 リー・バッチラー 、 マイケル・ロバート・ジョンソン
音楽 クリントン・ショーター
キャスト
ミロ / キット・ハリントン
アウレリア / キャリー=アン・モス
カッシア / エミリー・ブラウニング
アティカス / アドウェール・アキノエ=アグバエ
アリアドネ / ジェシカ・ルーカス
コルヴス / キーファー・サザーランド
奴隷戦士ミロは裕福な商人の娘カッシアと恋に落ちたものの、カッシアには上院議員である婚約者がいた。
身分の違いをつきつけられたミロは自由の身となり街を出ようとするが、そのとき、ヴェスヴィオ山が火を噴こうとしていることに気付く。
再び捕われの身となりかねないものの、ミロはカッシアを救うために溶岩が襲おうとしている街へ戻っていく……。
レンタル店でパッケージを見た時は火山をバックに男女が抱き合ってる画像で興味を示さなかったが、家でいつもは飛ばす予告をタマタマ見て興味が湧いた。
私の頭の中では単なるラブストーリーからパニック史劇へと想像が膨らんだ。
史劇のグラディエーターとパニックとラブストーリーが一体化。
ラブストーリーとしてはヒロインが美しくなく共感できない。
侍女役のジェシカのほうが色は黒いが美貌の持ち主で目がいく。
完全にヒロインの人選ミスだ。
そしてジャックことキーファー・サザーランド……何を演じてもジャックだ。
こいつには演技の幅というか役の演じ分けというのが出来ないのか?
キャラが固定化してしまった悲劇の男だ。
話的にはコロッセオでの戦いやパニックシーンはなかなか迫力があり良いのだが恋愛を絡めて軽い出来になっているのが残念だ。
抱き合ったまま溶岩に巻き込まれて死んでしまうという結末もいただけない。