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Channel: 野良猫ロック
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ウルトラQ

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放送時間 日曜 19:00 - 19:30(30分)
放送期間 1966年1月2日 - 7月3日(28回)
制作局 円谷プロダクション、TBS


レギュラー・キャスト
万城目淳 - 佐原健二(第1 - 14・16 - 28話)
戸川一平 - 西條康彦(第1 - 4・6 - 14・16 - 28話)
江戸川由利子 - 桜井浩子(第1 - 4・6 - 14・16 - 28話)

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準レギュラー・キャスト
一の谷博士 - 江川宇礼雄(第3・4・8・12・13・22・25・27・28話)

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ナレーション - 石坂浩二(第6・15・21・24話以外の全話)
オープニング 作曲:宮内國郎


01. ゴメスを倒せ!
監督 円谷一
脚本 千束北男
特技監督 小泉一
登場怪獣・宇宙人
古代怪獣ゴメス(身長:10メートル
体重:3万トン)
原始怪鳥リトラ(身長:5メートル
体重:1万トン)


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トンネル工事中、反対側からのトンネルに行きあたった作業員が、突然「怪物を見た!」と叫び、狂気のようになった。
洞窟の中には長さ1メートル半ぐらいの楕円形の塊が発見された。

淳、由利子、一平の三人も取材に、現場にやって来ていた。
ジローという科学好きな少年が「あれは古代のもので、七十キロ離れたところの洞仙寺附近で見たという」。

洞窟に入った淳と由利子を残して一平たちはジローとともに洞仙寺へ急いだ。
寺の和尚が見せてくれた一枚の絵、それはリトラとゴメスが斗っているものだった。

これによって例の物体がリトラのサナギであり、作業員のみたという怪物はゴメスに間違いないことを知った一平たちは、淳たちのことを心配してすぐに引返した。

その頃、洞窟に入った淳と由利子は、ゴメスに遭遇し、襲撃されていた。
ゴメスが冬眠状態から生きかえったのだ。このゴメスを倒すには、宿的リトラに頼るほかはない。

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ウルトラQの放映1作目はゴメスとリトラが登場。
1作目に強力な怪獣を登場させたのが大正解でヒット番組になった。
もし1作目に猿やカメ、花等を登場させていればヒットに繋がったかどうか疑問だ。

ゴメスはゴジラの流用で、リトラはラドンの流用だ。
ゴメスは怪獣らしい体型で人気のあった怪獣で今見ても素晴らしい造形だ。
ゴメスの体長は10mの設定だが劇中、洞窟内で人間との対比で5m位にしか見えない。
リトラも人間の味方のようなもので人気があったが今見ると間抜けな顔をしていて、どう考えてもゴメスに勝てるわけないように見える。





02. 五郎とゴロー
脚本 金城哲夫
特技監督 有川貞昌
監督 円谷一
登場怪獣 巨猿ゴロー(身長:50メートル
体重:1万トン


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五郎という唖の青年は、親も兄弟もない天涯孤独の身。
村人達はそんな五郎をエテキチと呼び、猿の方をゴローと呼んでいた。
ある日、野猿研究所の薬品倉庫が何者かに荒らされ、青葉クルミが紛失した。
足跡から、犯人は猿とすぐに判明したがこの青葉クルミを多量に食べると、甲状線ホルモンに異常をきたし、巨大化するので所員は吃驚する。
数日後、ロープウェイに雲を突くような巨大な猿が現われ、観光客を愕然とさせた。所員の心配どおり、青葉クルミを食べたゴローは巨大化してしまったのだ。
五郎は巨大になったゴローのために、盗みを働いて彼の食料を集めていた。

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2作目にして、なんとも何とも情けない奴が登場だ。
ただの猿だ。
いくら巨大化したとはいえ猿は猿。

当初は怪獣作品ではなく不思議なストーリーとして展開されたので、このような作品が作られたのだろう。

この巨大化は後々モグラや人間、ヤモリへと続く。
縮小の人間というのも登場する。

この猿のスーツはゴジラのキングコングの流用だ。
顔だけを作り直し、コングの間抜けヅラを更に間抜けにした顔になっている。
時代が時代だけに、雑というか下手というかトホホな出来。

なおこのエピソードにはクレジットはないが次作ウルトラマンのイデ隊員役の二瓶正也が出演している。






03. 宇宙からの贈りもの
脚本 金城哲夫
特技監督 有川貞昌
監督 円谷一
登場怪獣
火星怪獣ナメゴン(身長:30メートル
体重:1万トン)


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半年前に打ち上げた火星ロケットのカプセルが、ある日地球へ送り返されて来た。
カプセルは火星の地表に衝突し、こつばみじんに散ったはずなのにと、人々はガク然となった。
しかも、カプセルの中には、ウズラの卵大の金色の丸い玉が二つまぎれ込んでいたのだ。
学者たちは、火星人が人類の宇宙開発の成功を祝福して、贈り物をよこしたに違いないと楽観した。
しばらくして大蔵島の洞窟の中に恐ろしい怪物が出たという報せが入った。

金色の丸い玉は、なんと火星怪獣の卵だったのである……。

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ナメクジの怪獣という滑稽な姿だが、非常に人気の高い怪獣だ。

愛嬌のあるトボけた姿に弱点が塩…ナメクジそのままだな。

ナメゴンの卵は2つあり、1つは洞窟で孵化し、もう一つは一平が拾い鎖を付けてペンダントにし、由里子にプレゼントし熱で巨大化する。
この作品に登場する怪獣は現実にあるのもと変わりがないような設定ばかりなので、この卵もそのようにみると、鎖を付けた際に穴を開けるわけだから何か出てこなかったのかよ?
また臭いはしなかったのか?
穴を開けた瞬間から腐敗がはじまるので臭いと思うのだが…。






04. マンモスフラワー
脚本 金城哲夫、梶田興治
特技監督 川上景司
監督 梶田興治
出演怪獣 巨大植物 ジュラン(マンモスフラワー)(身長:100メートル
体重:3千トン)


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ある日の朝、突然、東京のビル街の中心地に変動が起る。
アスファルトに亀裂が入り、ビルは傾き、皇居の濠には直径が一メートルもある植物の根が出現した。
地下街では、壁を破って巨大なつたがのびて来て、人間の血を吸おうとする。
附近の人々は恐怖のどん底に落ちた。
やがて、ビルを突き破って、局大な植物の芽が頭をもたげた。
そして恐怖と驚きの眼を見張る群衆の眼前で、猛烈な破裂音と共に、ゆっくりと巨大なつぼみが開きはじめた。
植物学の権威、源田博士は一の谷博士と協議し炭酸ガスを強力に固定する特殊薬品で、そのマンモス・フラワーを退治しようとする……。

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劇中ではジュランという呼称はされず、ただ単にマンモスフラワーと呼ばれる。

根は人の血を吸い、花からは毒花粉が撒かれる。
空から炭酸ガス固定剤を投下され、また根は火炎放射で焼かれ、枯れる。

1作目以降地味で弱そうな怪獣が続く。
挙げ句の果ては花かよ。
相当ガッカリ感が漂う作品だ。

怪獣らしいところと言えば根が動いて人を襲うところだけだ。

普通に考えても火で焼けば燃え尽きると発想できるのに、ここに登場するバカ博士等は考えもつかないらしい。

毎回の事なのだが、民間会社のパイロットなのに現場には自由に出入りし自衛隊を差し置いて退治にいくんだ?

いくら主人公とはいえ、また一の谷博士の知り合いだとしても、ありえない設定だろ!

このエピソードにはノンクレジットだが、ウルトラマンのスーツアクター、セブンのアマギ隊員の古谷敏が出演している。





05. ペギラが来た!
脚本 山田正弘
特技監督 川上景司
監督 野長瀬三摩地
登場怪獣 冷凍怪獣 ペギラ(身長:40メートル
体重:2万トン)


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南極観測隊を乗せて氷海をゆく観測船たか丸。
その観測船は夏季というのに突然、吹雪におそわれ、外気氷点下100度の寒冷に見舞われて立往生してしまった。
先に派遣されて、行方不明になった野村隊員のメモによると、同じ様な寒波におそわれた直後なにかを見つけて外へ出たらしく「またきたペギラ」と文章を結んでいた。淳は野村のメモをたよりに、ペギラを調査するために、みんなが寝静まった時に出かけようとした。だが、女性隊員、久原羊子がその時同じようにしのんで来た。

次の瞬間、突然、強風とともに雪上車が空中に舞い上った。
同時に無気味なうなり声が辺りにひびきわたった。
そこへ、表へ出でいた伊東隊員が、氷づけになったように転がり込んで来た。「怪物を見た」そして「クレパスで野村隊員をみつけた」と虚ろに叫んだ。
淳は、すぐにそのクレパスに向ったが、そこへペンギン状の化物が白い息をはきながら現われた。
その吐く息が辺りを凍らし、雪上車を吹きとばしていたのだ……。

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1作目以降やっと怪獣らしい怪獣が登場だ。
このペギラも非常に人気がある怪獣だ。
眠そうなトボけた表情が印象的だ。

核実験の放射能の影響でペンギンが突然変異した怪獣であると言われる。
ずっとアザラシとペンギンの異種交配での突然変異で巨大化したと思っていた。

設定が余りにもの無茶振りだ。
飛行速度がマッハ80って…目にもとまらぬ速さなのに、なんで飛んできたのを目撃できるのだろう?

次作のウルトラマンに登場するチャンドラーと酷似しているが、公式見解はなく、
大伴昌司による『ウルトラ怪獣入門』では「他人の空似」と解説されていた。
学年誌などではペギラとチャンドラーは兄弟怪獣と設定され、ペギラが兄、チャンドラーが弟とされている。
一部のムック本ではチャンドラーは温暖な気候に対処するためのペギラの突然変異体とも書かれている。

適当に個人的な意見を公式に発表するな、インチキ野郎。

女性隊員久原羊子役の田村奈巳が綺麗だ。
昔も綺麗な人はいたんだな。





06. 育てよ!カメ
脚本 山田正弘
特技監督 小泉一
監督 中川晴之助
登場怪獣
大ガメ ガメロン(身長:99センチメートル
体重:1トン)
怪竜(身長:20メートル
体重:500トン
)、乙姫(身長、体重 :不明)

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学校の教室で先生に隠れてカメの餌を与える少年・浦島太郎は、無類のカメ好きでそのカメが99センチに成長すれば竜宮城へ連れて行ってくれると信じている。
そしてあるとき思いがけない事件に巻き込まれた後、突如大きくなったカメに乗って太郎は本当に竜宮城へ・・・。
そこで太郎が見た見た竜宮城とは?

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妄想するガキの夢物語。
ガメロンとか名前が付いているが、ただの亀。
登場人物から怪獣、ストーリーまで全てにおいてコメディ・タッチで描いている、お間抜け作品。

乙姫は子供だし、鼻水出しっぱなしで手で拭く昔の子供そのもの。

怪竜は「海底軍艦」マンダの流用。

このエピソードにもコミカルなギャング役で「ウルトラマン」のイデ隊員の二瓶正也が出演している。



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