製作年 1969年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 95分
監督 小沢茂弘
脚色 鈴木則文
原作 火野葦平
音楽 渡辺岳夫
キャスト
緋牡丹のお竜 藤純子
不死身の富士松 待田京介
櫓の清吉 大前均
飛車角 広瀬義宣
あんこう常 高宮敬二
大風呂敷 長門裕之
矢代雪江 時美沙
お祭りの半次 和崎俊哉
荒木田伊之助 天津敏
吉岡 小松方正
川辺要次郎 嵐寛寿郎
お神楽のおたか 清川虹子
矢代幸次 高倉健
明治の中頃。父の死後、渡世修行の旅を続けたお竜は、七年ぶりに故郷熊本へ帰った。
その時、元矢野一家の飛車角、常、新入りの大風呂敷、それに道後からは、富士松、清吉が駈けつけ、お竜の念願だった矢野一家が再興された。
折しも、筑豊地方に炭田が開発され、遠賀川流域は活況を呈していた。
だが、石炭運搬のために、九州の親分衆が請負いの鉄道敷設工事をはじめると、川船業者の激しい妨害にあい、工事を降りる組が相ついだ。
そんな中で、お竜の叔父川辺は、仕事の続行をお竜に託し世を去った。
しかし、川人足の元締の赤不動の勘蔵は、矢野一家にも手荒く迫った。
一方、鉄道院では、永久出入りの特典をつけ、完成を急いだ。
お竜は、親分衆に励まされ工事完遂に努力したが、宝満一家の荒木田は勘蔵に近づき妨害に出た。
だが、勘蔵は狂暴な荒木田のやり口に態度を硬化させ、お竜に工事の協力を申出た。宝満一家は報復手段に出た。
お竜が面倒をみている雪江を人質にすると、半次にお竜を殺すよう命じた。
シリーズ4作目。
調整がつかなかったのはわかるが、二代目襲名なのに花熊が出てこないのに違和感を感じる。
このシリーズは同じ顔ぶればかり出ているので、前作で死んだ者が名前を変えて別人として出ているのには違和感を感じざるおえない。
殺さずに、同じ役で出演させたほうが良かったと思う。
同じ役で出ているのは花熊と不死身の富士松、おたかくらいだ。
もっとも昔はこんなイチャモンつける奴はいなかったのかもしれない。