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Channel: 野良猫ロック
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冷たい熱帯魚

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製作年 2010年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 146分


監督 園子温
脚本 園子温 、 高橋ヨシキ
製作 杉原晃史
音楽 原田智英


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キャスト
社本信行 吹越満
村田幸雄 でんでん
村田愛子 黒沢あすか
社本妙子 神楽坂恵
社本美津子 梶原ひかり
筒井高康 渡辺哲



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2009年1月14日水曜日午後9時11分。

娘の美津子がスーパーマーケットで万引きしたため、店に呼び出され小さな熱帯魚屋を経営する社本信行とその妻、妙子。
その場を救ってくれたのは、スーパーの店長と知り合いの男、村田幸雄。
村田は同業の巨大熱帯魚屋、アマゾンゴールドのオーナーだった。

帰り道、強引に誘われ、3人は村田の店へと寄る。
村田は、美津子にアマゾンゴールドで働くように勧め、翌日から美津子は女子従業員たちに交じって勤務をスタートさせる。

社本は村田の強引さに引っ張られるばかりで、全く為す術がない。

数日後、村田に“儲け話”を持ちかけられ、呼び出された社本。
そこには顧問弁護士だという筒井と、投資者のひとり、吉田がいた。
門外漢の高級魚のビジネス話に大金融資を逡巡していた吉田だったが、堅実そうな社本の存在も手伝い、契約書に押印。

だが直後、吉田は殺される。愛子が飲ませたビタミン剤に毒が入っていたのだ。「俺に逆らった奴は、みんなこうなっちまうんだよ」と社本を前に吠える村田。

豹変した村田と愛子に命じられるまま、社本は遺体を乗せた車を運転し、山奥にある怪しげな古小屋に辿り着く。

村田と愛子は、風呂場に運んだ死体の解体作業を慣れた手つきでやってのける。
細切れにされた肉と内蔵が詰め込まれたビニール袋、そして骨の灰。
何も知らない妙子と美津子を人質に取られた社本は、それらの処分に加担することになる。
やがて社本は、村田の暴走と共に地獄を体験してゆく……。


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ブログフレンドの記事を読み興味を持った。
邦画は余り好きではないが、中途半端なホラーより面白いと直感した。

1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語であり、R18+(18歳未満は観覧禁止)に指定されている映画だ。

かなりのグロテスクな場面があるが、ホラー映画を見慣れている私にとっては、所詮作り物なのでそれほどの衝撃はない。

それよりこの事件が実際に起こった事件をベースにしている事だ。
かなりの脚色で大袈裟に描写しているのだろうが、日本も犯罪においても欧米化してきた事に衝撃をうける。

描き方こそ違うが、エド・ゲイン事件をベースにした「悪魔のいけにえ」の日本版だと感じた。

この作品を観て園子温に興味を持った。
他の作品も見てみようという気になった。

カミさんの神楽坂も魅力的だ。


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