霊厳村
中原文夫 著
ハルキ・ホラー文庫
2001年2月18日初版発行
大学生の柴崎徹が迷い込んだ霊厳村。昭和三十年代の風情をそのままに残した古びたその村は、風景だけでなく、そこにすむ人たちまでもが時代ずれしていた。のみならず、夢を見ることが出来ないという奇妙な村人たち。村内で夢を見たことを知られたために、なぜか村人たちにとらえられてしまった徹はこのおかしな村を逃げ出そうとするが…呪われた奇怪な村を描いたスラップスティック・ホラーの怪作。
正直な感想は、面白くない。
稚拙な表現と文章なのに、なかなか読み進まない。
読みずらい小説だ。
スプラッター・ホラーなんて書いてあるので期待したら期待外れの肩透かし。
妙に昭和30年代に、拘っているが拘る意味がない。