原題 The Core
製作年 2003年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ=ヒューマックス
上映時間 134分
監督 ジョン・アミエル
脚本 クーパー・レイン 、 ジョン・ロジャース
製作 ショーン・ベイリー 、 デイヴィッド・フォスター 、 クーパー・レイン
音楽 クリストファー・ヤング
主題歌 サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ 「エシェロン」
世界の、
キャスト
ジョシュア・“ジョシュ”・キーズ博士 / アーロン・エッカート
レベッカ・“ベック”・チャイルズ少佐 / ヒラリー・スワンク
エドワード・“ブラズ”・ブラズルトン博士 / デルロイ・リンドー
コンラッド・ジムスキー博士 / スタンリー・トゥッチ
サージ・レベック博士 / チェッキー・カリョ
ロバート・“ボブ”・アイバーソン船長 / ブルース・グリーンウッド
セオドア・ドナルド・“ラット”・フィンチ / DJクオールズ
タルマ・“スティック”・スティックリー博士 / アルフレ・ウッダード
全ては、些細な予兆から始まった。
地球の核が停止。
人類は1年以内に滅亡する。
生き延びる唯一の方法は、地下1800マイルまで潜り、液体金属で構成されるアウターコアに核爆弾を仕掛け、その衝撃をもって再びコアを回転させること。
人類の存亡を託され、地球の中心部へと選ばれた6人のテラノーツがいま旅立つ……。
ブロフレのYさんに勧められたので、早速見てみました。
早い話が「アルマゲドン」の地球版です。
「アルマゲドン」が地球に衝突しようとする隕石を破壊するために宇宙に飛び出すのに対し、この作品は回転を止めたコアの回転を戻すために地球の中心に潜入するというものだ。
地球の滅亡を全世界には知らせず、限られた人物だけで極秘裏に行う。
なのでマスコミの報道、派手な見送り等は一切ない。
ここが「アルマゲドン」等のお涙頂戴映画とは一線を画す。
なかなか良く出来た作品で、コアへの潜行以外にも見せ場は序盤からやってくる。
コア停止の影響でスペースシャトル・ディスカバリーの着陸航路が狂いLAの川に着陸するシーンも迫力がある。
そして磁場の狂いから、人間を襲う鳥達、ヒッチコックの「鳥」を思い出した。
しかし突っ込みどころもある。
一般家庭なら兎も角、商業施設等のガラスは強化ガラスなので鳥がぶつかったくらいで砕けるのか?
潜航艇の制作に10年はかかると言っていたのに、金をかけたからと言っても3ヶ月で完成するのか?極端すぎる。
そして生き残るだろうと想像した2人が生き残るという素直な展開には、もう少しひねったほうが良かったと思う。