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逆転大坂の陣

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逆転大坂の陣風雲・真田幸村編
菊池道人著
学習研究社歴史群像新書
1996年6月22日初版発行

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逆転大坂の陣2驍将・伊達政宗編
1996年12月6日初版発行


大坂の陣のイフもの。

タイトルからもわかるように史実とは異なり豊臣方に軍配があがるという単純明快なものだ。

1巻目が真田幸村、2巻目が伊達政宗が主人公のようなタイトルだが、中心的視点で描いているが主人公という感じは受けない。

このイフが余り面白くない。
史実では豊臣方に裏切りが起きたが、この本では徳川方に伊達等の裏切りが起こるというもので、裏切りの背景にイスパニア艦隊が豊臣方の味方についたからだ。

この戦いで敗れた徳川家康はシャムに逃れ、イギリス艦隊を味方に付け反撃に出るというものだ。

この外国が味方につき、それ次第で勝敗が分かれるという展開が気に入らない。

この手の小説では、伊達政宗が主人公でない場合は狡猾な策謀家として描かれるものが多く気に入らないところだ。

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