TWIN PEAKSFIRST SEASON
放送国 アメリカ合衆国
制作局 ABC
演出 デイヴィッド・リンチ
ファーストシーズン
放送期間 1990年4月8日 - 5月23日(8回)
セカンドシーズン
放送期間 1990年9月30日 - 1991年6月10日(22回)
登場人物
FBI(連邦捜査局)/DEA(麻薬取締局)
デイル・バーソロミュー・クーパー:カイル・マクラクラン
アルバート・ローゼンフィールド:ミゲル・フェラー
デニス/デニース・ブライソン:デイヴィッド・ドゥカヴニー
ウィンダム・アール:ケネス・ウェルシュ
ツイン・ピークス保安官事務所
ハリー・S・トルーマン:マイケル・オントキーン
アンディ・ブレナン:ハリー・ゴアス
トミー・“ホーク”・ヒル:マイケル・ホース
ウィル・ヘイワード:ウォーレン・フロスト
ルーシー・モラン:キミー・ロバートソン
パーマー家
ローラ・パーマー:シェリル・リー
リーランド・パーマー:レイ・ワイズ
セーラ・パーマー:グレイス・ザブリスキー
マデリーン・ファーガソン:シェリル・リー(二役)
ブリッグス家
ボビー・ブリッグス:デーナ・アッシュブルック
ガーランド・ブリッグス:ドン・S・デイヴィス
ヘイワード家
ドナ・ヘイワード:ララ・フリン・ボイル
アイリーン・ヘイワード:メアリー・ジョー・デシャネル
ハーリー家
ジェームズ・ハーリー:ジェームズ・マーシャル
エド・ハーリー:エヴェレット・マッギル
ネイディーン・ハーリー:ウェンディ・ロビー
ホーン家およびホーン産業
オードリー・ホーン:シェリリン・フェン
ベンジャミン・ホーン:リチャード・ベイマー
ジェリー・ホーン:デヴィッド・パトリック・ケリー
ジョンソン家
レオ・ジョンソン:エリック・ダ・レー
シェリー・ジョンソン:メッチェン・アミック
パッカード製材所
ジョスリン・“ジョシー”・パッカード:ジョアン・チェン
キャサリン・マーテル:パイパー・ローリー
ピート・マーテル:ジャック・ナンス
ダブルRダイナー
ノーマ・ジェニングス:ペギー・リプトン
ハンク・ジェニングス:クリス・マルキー
アニー・ブラックバーン:ヘザー・グラハム
カナダの人々
ジャック・ルノー:ウォルター・オルケウィッツ
ジャン・ルノー:マイケル・パーク
ブラッキー・オライリー:ヴィクトリア・キャトリン
その他の人々
ロネット・ポラスキー:フィービー・オーガスティン
ローレンス・ジャコビー:ラス・タンブリン
マーガレット・ランターマン(丸太おばさん):キャサリン・E・コールソン
ハロルド・スミス:レニー・フォン・ドーレン
フィリップ・マイケル・ジェラード:アル・ストロベル
不明
トレモンド夫人:フランシス・ベイ
別の場所から来た小さな男:マイケル・J・アンダーソン
巨人:カレル・ストルイケン
キラー・ボブ:フランク・シルヴァ
ファースト・シーズン・エピソード
1 序章 Pilot
2 第1章 Episode #1.2
3 第2章 Episode #1.3
4 第3章 Episode #1.4
5 第4章 Episode #1.5
6 第5章 Episode #1.6
7 第6章 Episode #1.7
8 第7章 Episode #1.8
【第一部】「ローラ・パーマー事件」
ワシントン州の田舎町、ツイン・ピークス。
ある朝、湖畔のほとりでビニールに包まれた若い女性の全裸遺体が発見される。
それは“学園の女王”として町の誰からも愛されていた17歳の少女、ローラ・パーマーだった。
手足を縛られた上、数人の男性に陵辱された上での凄惨な死に関係者は衝撃を受ける。また、ローラと同じ高校に通うロネット・ポラスキーが行方不明となっていることがわかり、その後、彼女は下着姿で線路脇を彷徨っているところを発見され保護される。
ほどなくして、FBIからデイル・クーパー特別捜査官が派遣される。
クーパーはローラの遺体から近隣の街で1年前に発生したまま未解決となっている別の少女の殺害事件との共通性を発見し、一連の犯行が同一犯による連続殺人との見解を抱く。
その後、ローラの日記帳に隠されていた鍵から、ローラが貸金庫にコカインと1万ドルの大金を隠していたことが判明。
ローラには人々の知らない裏の顔があったことが徐々に明らかになっていく。
また、一見穏やかで争いごととも無縁なツイン・ピークスには不倫、麻薬取引、売春、開発計画を巡る陰謀といった負の側面が見え隠れしていた。
このドラマを観るのは今回で4回目になる。
1度目はビデオの時にレンタルで、2度目はレーザーディスクのソフトを購入時、3度目はDVDソフトを購入時、そして今回だ。
この作品がリリースされた当時は海外ドラマで、人気のシリーズも多少あることにはあったが、今のように何でもかんでも観れるわけではなかった。
いわばこの作品が海外ドラマブームの先駆けと言っても過言ではない。
デビット・リンチの作品だということでも注目された。
登場人物の善から悪まで全てが一癖も二癖もあるような奴ばかり登場する。
ローラの死体を発見するところから物語は始まり、暫くはローラ事件の真相を解く捜査が続くが後半からは他の悪事も露見していき枝が絡み合い犯人の予想が付きづらくなる。
大体クーパー自体が夢で見たとかそういう基準で犯人の目星を付けていくわけだから不思議な物語だ。
ファースト・シーズンもラスト・スパートというところで怪しい者は撃たれたり殺されたりして謎が深まっていく。
そして何故こいつがという…初めて見る者には謎が深まっていく。
そしてラストは、彼が撃たれたところで終わり、続きが気になる終わり方をする。
もっとも死ぬわけがないのはわかるが、見る者の興味をそそる上手い演出だ。
セカンド・シーズンに続く……。