原題:The Walking Dead
製作 : 2010年アメリカ合衆国
放送局 AMC
シーズン1(全6話)
第1話「目覚めの朝」
第2話「生き残るための方法」
第3話「命を懸ける価値」
第4話「弱肉強食」
第5話「救いを求めて」
第6話「残された希望」
保安官のリック・グライムズは、逃走犯を追跡している際に銃弾に倒れ、病院で昏睡状態に陥る。
リックが目を覚ますと、世界は文明が崩壊しており、生ける屍「ウォーカー」が歩き回るようになっていた。
自宅にたどり着いたがもぬけの殻になっていて、そこで黒人の父子モーガンとデュエインと出会う。
彼らからウォーカーの事や自分が眠っている間に起きた事を教えてもらうと、警察署から装備を持ち出して自分の家族も避難していると思われるアトランタを目指して出発する。
アトランタでウォーカーたちに囲まれていたリックは、物資調達と生存者の捜索に来ていたキャンプメンバーのグレンによって助け出された後、アンドレアやTドッグらと協力することになる。
しかしメルルは暴走して手が付けられなくなった為、リックが手錠をかけて屋上に縛り付ける。ウォーカーが人間の新鮮な血肉の匂いに誘われて襲い掛かる事に気づき、ウォーカーの腐肉と内臓を体にこすりつけて群れの中を突っ切り、なんとか脱出に成功する。
しかしメルルにかけた手錠の鍵をTドッグが落としてしまい、彼を一人屋上に取り残してしまう。
都市の数マイル外では、リックの妻のローリと息子のカールが、リックの元同僚で親友でもあるシェーン・ウォルシュや全国から逃げてきた他の生存者たちとグループを作り、共にキャンプで生活を送っていた。
キャンプ地でローリとカール、シェーンと再会したリックは、シェーンと共に一行のリーダー的位置に就き、妻と息子だけではなく一行全体を生存させるように務める立場になる。
やがて一行の一部が武器と残してきたメルルを回収するために再びアトランタへ向かう。
しかし、メルルがいた屋上には彼の右手首だけしか残っていなかった。
一旦メルルの捜索を打ち切って武器を回収に向かうが、他の生存者グループと衝突し、グレンが連れ去られてしまう。
置き去りにされた生存者グループの少年を引き連れてアジトに訪れると、彼らが町の老人達を保護している事を知り、リックは武器の半分を分け与えてキャンプへと戻る。
しかし彼らがアトランタから戻る直前にウォーカーがキャンプを襲撃し、多数の死者が出てしまう。
キャンプがもはや安全ではないと考えた一行は、治療薬の開発が進められているという噂を信じてCDCに向かう。
そこへ辿り着いた一行は、CDC研究員唯一の生き残りであるジェンナーに出会う。彼にウォーカーについて分かっている情報を教えてもらい、共に地下室でしばしの安息を得るが、燃料切れによる自爆装置が作動してしまう。
ジェンナーは死ぬ事で地獄から解放されたいと願い、施設から脱出するリックに最期の情報を密かに教えてCDCと共に消滅する。
脱出した一行は、新たに安全な場所を求めて移動することになる。
ゾンビものまで、TVドラマで製作、放映するアメリカの懐の深さを感じる。
TVドラマとはいえ、ゾンビの造形メイクは本格的で下手なゾンビ映画より数段上だ。
アメコミを原作とする作品だが、ストーリーもしっかりしていて次が気になって仕方ない。
ゾンビとの闘いも見所だが、人間関係の展開も素晴らしい。
TVドラマの特性というか、他のドラマで見た顔ぶれが出ていて感情移入の妨げになる。
ゾンビ作品の出来としては、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」、そのリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」以来の出来だと思う。
この思いはあくまでもシーズン1を観た時点の感想だ。
製作 : 2010年アメリカ合衆国
放送局 AMC
シーズン1(全6話)
第1話「目覚めの朝」
第2話「生き残るための方法」
第3話「命を懸ける価値」
第4話「弱肉強食」
第5話「救いを求めて」
第6話「残された希望」
保安官のリック・グライムズは、逃走犯を追跡している際に銃弾に倒れ、病院で昏睡状態に陥る。
リックが目を覚ますと、世界は文明が崩壊しており、生ける屍「ウォーカー」が歩き回るようになっていた。
自宅にたどり着いたがもぬけの殻になっていて、そこで黒人の父子モーガンとデュエインと出会う。
彼らからウォーカーの事や自分が眠っている間に起きた事を教えてもらうと、警察署から装備を持ち出して自分の家族も避難していると思われるアトランタを目指して出発する。
アトランタでウォーカーたちに囲まれていたリックは、物資調達と生存者の捜索に来ていたキャンプメンバーのグレンによって助け出された後、アンドレアやTドッグらと協力することになる。
しかしメルルは暴走して手が付けられなくなった為、リックが手錠をかけて屋上に縛り付ける。ウォーカーが人間の新鮮な血肉の匂いに誘われて襲い掛かる事に気づき、ウォーカーの腐肉と内臓を体にこすりつけて群れの中を突っ切り、なんとか脱出に成功する。
しかしメルルにかけた手錠の鍵をTドッグが落としてしまい、彼を一人屋上に取り残してしまう。
都市の数マイル外では、リックの妻のローリと息子のカールが、リックの元同僚で親友でもあるシェーン・ウォルシュや全国から逃げてきた他の生存者たちとグループを作り、共にキャンプで生活を送っていた。
キャンプ地でローリとカール、シェーンと再会したリックは、シェーンと共に一行のリーダー的位置に就き、妻と息子だけではなく一行全体を生存させるように務める立場になる。
やがて一行の一部が武器と残してきたメルルを回収するために再びアトランタへ向かう。
しかし、メルルがいた屋上には彼の右手首だけしか残っていなかった。
一旦メルルの捜索を打ち切って武器を回収に向かうが、他の生存者グループと衝突し、グレンが連れ去られてしまう。
置き去りにされた生存者グループの少年を引き連れてアジトに訪れると、彼らが町の老人達を保護している事を知り、リックは武器の半分を分け与えてキャンプへと戻る。
しかし彼らがアトランタから戻る直前にウォーカーがキャンプを襲撃し、多数の死者が出てしまう。
キャンプがもはや安全ではないと考えた一行は、治療薬の開発が進められているという噂を信じてCDCに向かう。
そこへ辿り着いた一行は、CDC研究員唯一の生き残りであるジェンナーに出会う。彼にウォーカーについて分かっている情報を教えてもらい、共に地下室でしばしの安息を得るが、燃料切れによる自爆装置が作動してしまう。
ジェンナーは死ぬ事で地獄から解放されたいと願い、施設から脱出するリックに最期の情報を密かに教えてCDCと共に消滅する。
脱出した一行は、新たに安全な場所を求めて移動することになる。
ゾンビものまで、TVドラマで製作、放映するアメリカの懐の深さを感じる。
TVドラマとはいえ、ゾンビの造形メイクは本格的で下手なゾンビ映画より数段上だ。
アメコミを原作とする作品だが、ストーリーもしっかりしていて次が気になって仕方ない。
ゾンビとの闘いも見所だが、人間関係の展開も素晴らしい。
TVドラマの特性というか、他のドラマで見た顔ぶれが出ていて感情移入の妨げになる。
ゾンビ作品の出来としては、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」、そのリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」以来の出来だと思う。
この思いはあくまでもシーズン1を観た時点の感想だ。