製作年 1974年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 89分
監督 山根成之
脚本 石森史郎 、 山根成之
原作 梶原一騎 、 ながやす巧
企画 瀬島光雄 、 沢根幸男
製作 樋口清 、 秦野貞雄
音楽 馬飼野康二
キャスト
大賀誠 西城秀樹
早乙女愛 早乙女愛
岩清水弘 仲雅美
城山郷介 高岡健二
火野将平 織田あきら
白川三平 坂上大樹
早乙女毅一郎 鈴木瑞穂
早乙女寿美 有沢正子
小橋教頭 穂積隆信
久松先生 北浦昭義
真弓 中川三穂子
前川紀世子 南陽子
前川加恵 進千賀子
信州蓼科高原スキー場。スキー遊びに興じていた少女が、危険な斜面を滑り出し、あわや谷へ落ちようとする瞬間突然飛び出して来て少女を救ったのは、蓼科に住む少年だった。
その日から少女の心には“白馬の騎士”への思慕が芽ばえ、少年の顔には醜い傷が残った。
八年が過ぎた。白樺の森に夏が息づき、青春が躍っている。東京の青葉台高校のキャンプに殴り込みをかけた不良グループがあった。
さらにそのグループの無法を暴力でさえぎったもう一つの不良たちがいた。そのリーダーは誠だった。
青葉台高校の理事長のひとり娘として美しく成長し“学園の女神”と全校のアイドルとなっている愛との、それは運命の再会だった。
愛はこの事件のために少年院に送られようとしていた誠を、自分と同じ学校に転校させ、父に月謝とアパート代をもたせることによって昔の償いをしようとした。
少年マガジンに連載され人気漫画になった「愛と誠」の初映画化作品。
主役は当時女性を中心に絶大な人気を誇った西城秀樹だ。
確かに雰囲気はあると思う。
しかし軽いキャラクターと大根ぶりが目立つ。
相手役の早乙女愛はオーディションによって選ばれた新人が芸名も早乙女愛としデビュー。
彼女のデビューは鮮烈だった。
お嬢様風で似合っているが、やはり大根ぶりを発揮している。
もっともアイドル映画なので、演技なんて関係ない。
主役の早乙女愛は着実に成長していったが、人気が伸び悩んだからなのか突然日活ロマンポルノへ出演した。
その後結婚、芸能界引退、離婚…2010年多臓器不全で51歳の若さで亡くなった。