配給 東宝
公開 1994年10月22日
上映時間 129分
製作国 日本
言語 日本語
監督 市川崑
脚本 池上金男
竹山洋
市川崑
原作 池宮彰一郎
製作 高井英幸
萩原敏雄
稲見宗孝
製作総指揮 堀内實三
漆戸靖治
永井紀芳
音楽 谷川賢作
キャスト
大石内蔵助 … 高倉健
色部又四郎 … 中井貴一
かる … 宮沢りえ
不破数右衛門 … 岩城滉一
堀部安兵衛 … 宇崎竜童
堀部弥兵衛 … 松村達雄
奥田孫太夫 … 井川比佐志
吉田忠左衛門 … 山本學
小野寺十内 … 神山繁
きよ … 黒木瞳
ほり … 清水美砂
瑤泉院 … 古手川祐子
瀬尾孫左衛門 … 石倉三郎
小林平八郎 … 石橋蓮司
山添新八 … 尾藤イサオ
浅野内匠頭 … 橋爪淳
大石主税 … 尾上丑之助
一文字屋 … 佐藤B作
わか … 横山道代
大野九郎兵衛 … 小林昭二
吉良上野介 … 西村晃
進藤源四郎 … 小林稔侍
天川屋儀兵衛 … 板東英二
原惣右衛門 … 中村敦夫
柳沢吉保 … 石坂浩二
りく … 浅丘ルリ子
千坂兵部 … 森繁久彌
元禄十四年、江戸城で浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷沙汰を起こし、浅野は切腹、赤穂藩は取り潰しとなった。
浅野の家臣である大石内蔵助は藩主の仇を討つべく、塩相場で莫大な資金を得、その金を使って吉良の賄賂説を流布させた。
江戸庶民の吉良に対する反感が高まり、また赤穂浪士による討ち入りの噂が流れるようになり、吉良邸は江戸城の御府外へ移転することになった。
従来の「忠臣蔵」と異なり、討ち入りを「情報戦」「経済戦」「暗殺」という視点で描いている。
有名な松の廊下での刃傷事件を描かず、刃傷に及んだ経緯は最後まで、謎のままだ。
12月になると毎年TV放送されるが、この作品を観る前にテレビドラマの連続物を見たが、人情味あふれる作品であったため涙が止まらなかったが、この作品は涙がでるところか感動すらしなかった。
今までの忠臣蔵は敵を欺くための遊興三昧だったが、この作品ではアメリカ映画よろしく、妾を作り子供を作り最後には妾の元へ戻る手紙を残して終わり、本妻とその子供は無視だ。
大事な計画の時に、女にうつつをぬかしているのには共感できない。
特に面白いとも思わず、淡々と見終わった。