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Channel: 野良猫ロック
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ふしぎな岬の物語

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英題 Cape Nostalgia
制作会社 東映東京撮影所
製作会社 「ふしぎな岬の物語」製作委員会
配給 東映
日本公開 2014年10月11日
製作国 日本
言語 日本語


監督 成島出
脚本 加藤正人
安倍照雄
原作 森沢明夫
『虹の岬の喫茶店』
製作 成島出
吉永小百合
音楽 安川午朗


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キャスト
柏木悦子 - 吉永小百合
柏木浩司 - 阿部寛
竜崎みどり - 竹内結子
タニさん - 笑福亭鶴瓶
竜崎徳三郎 - 笹野高史
柴本恵利 - 小池栄子
柴本孝夫 - 春風亭昇太
大沢克彦 - 井浦新
行吉先生 - 吉幾三
ドロボー - 片岡亀蔵
鳴海 - 中原丈雄
雲海 - 石橋蓮司
冨田 - 米倉斉加年
シズさん ‐ 上月左知子
ブラザーズ5 - 杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山厳、因幡晃
消防団長 - モロ師岡
高橋 - 嶋田久作


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虹の絵が飾ってある「岬カフェ」に父娘がやってきて、娘が「虹をのぼって行けばママに会えるのかな」という。
店主の悦子は娘をハグして「大丈夫」といえば暖かくなってくると教える。

「おいしくなれ」と魔法をかけるコーヒーが評判で常連が多い。

45歳になる甥の浩司は掘建て小屋に住んでいる変人。

徳さんは末期の胃がんで入院し、みどりはコーヒーの煎れ方を教わる。

不動産屋のタニさんは転勤話があって浩司からたき付けられるが、悦子にプロポーズできずに大阪に異動。

徳さんが亡くなって休業していたら、父娘が来て虹の絵を返してほしいというおじさんがいるという。

悦子がはっとして亡夫の写真を見せるとこの人だというので渡す。
夜になり、茫然自失状態で失火。

浩司に引き取った事情を話し、みんないなくなったと嘆く。
仮店舗ができて皆大喜び。離島にコーヒー用の水を取りにいくボートに浩司がみどりと乗って妊娠したことを悦子に告げる。

海の向こうには大きな虹が架かっている。


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吉永小百合が映画人生50年で初めて規格から携わった作品。

何の情報も期待もなく観たが、心が暖かくなり感動した。

いくつものショート・ストーリーを組み合わせて一つの作品にしたような感じであり、その一つ一つが味わい深い感動に包まれている。

吉永小百合の演技は素晴らしく重厚で、彼女の存在自体が特別なものだと改めて思い知らされた。

日本では数少ない映画女優と言える人だと思う。
彼女の作品の全てを観てみたいと思った。

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