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Channel: 野良猫ロック
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ダラス・バイヤーズ・クラブ

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原題 Dallas Buyers Club
製作会社 Truth Entertainment
Voltage Pictures
日本配給 ファインフィルムズ
日本公開 2014年2月22日
上映時間 117分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語


監督 ジャン=マルク・ヴァレ
脚本 クレイグ・ボーテン
メリッサ・ウォーラック
製作 ロビー・ブレナー(英語版)
レイチェル・ウィンター



キャスト
ロン・ウッドルーフ … マシュー・マコノヒー
イヴ・サックス … ジェニファー・ガーナー
レイヨン … ジャレッド・レト
タッカー … スティーヴ・ザーン
デイヴィッド・ウェイン … ダラス・ロバーツ
リチャード・バークレー … マイケル・オニール
セヴァード … デニス・オヘア
ヴァス … グリフィン・ダン


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1985年ダラス、電気技師でロデオ・カウボーイのロン・ウッドルーフは「エイズで余命30日」と宣告される。
当時まだエイズは「ゲイ特有の病気」だと一般的には思い込まれており、無類の女好きであるロンは診断結果を信じようとしなかったが、詳しく調べるうち、異性との性交渉でも感染することを知る。
しかし友人や同僚たちに疎んじられ、居場所を失ってゆく。

治療薬のAZTは、当時臨床試験が開始されたばかりだった。
AZTの存在を知ったロンは主治医のイヴ・サックスに処方してくれと迫るが、イヴは藁にもすがりたい患者の思いを知りつつも、「安全性が確認されていない薬を処方することはできない」と突っぱねる。
その治験に協力していたのが、トランスジェンダーのレイヨンだった。


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ロン・ウッドルーフの実話が元になっている。

AIDSを取り上げた作品は他にもあるが、大体の作品の場合胸が張り裂けそうな痛みで涙が止まらない作品が多い。

その点この作品の主人公は、女にだらしない、酒は浴びるほど飲む、ドラッグもやりたい放題で偏見に満ち溢れていると言ったような同情すべき所が一点もない人間のクズのような人物だ。
なので涙が流れるような感動は覚えない。

しかし時間が進むにつれ気持ちの変化が現れ、それを上手く表現している。

また藁をも掴むような気持ちの人間のバイタリティ溢れる行動は素晴らしいと思う。

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