配給 パラマウント映画
日本公開 2004年10月30日
上映時間 120分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
監督 マイケル・マン
脚本 スチュアート・ビーティー
製作 マイケル・マン
ジュリー・リチャードソン
製作総指揮 フランク・ダラボン
ロブ・フリード
ピーター・ジュリアーノ
チャック・ラッセル
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト
ヴィンセント … トム・クルーズ
マックス … ジェイミー・フォックス
アニー … ジェイダ・ピンケット=スミス
ファニング … マーク・ラファロ
リチャード … ピーター・バーグ
ペドロサ … ブルース・マッギル
アイダ … イルマ・P・ホール
ダニエル … バリー・シャバカ・ヘンリー
フェリックス … ハビエル・バルデム
空港の男 … ジェイソン・ステイサム(カメオ出演)
平凡で真面目なタクシードライバーのマックスは、ある夜、最初の客アニーと目的地に着くまでの時間に賭けをする。
賭けはマックスの勝ちに終わり、彼は検事局に勤めるアニーから「何か困った時に」と連絡先を貰う。
次にマックスは、「ヴィンセント」と名乗るビジネスマン風の客を拾う。
目的地に着くと、ヴィンセントはマックスの生真面目さを買い、彼にタクシーの貸切りを持ちかける。マックスは「貸切りは規定違反になる」と断るが、ヴィンセントの強引さと600ドルの誘惑に負け、引き受けてしまう。
しかしそれは単なる貸切りではなく、殺し屋の手伝いをさせられることを意味していた。
当初マックスはそれに気付かなかったが、ヴィンセントが殺した標的の死体がマックスのタクシーの上に落下するアクシデントが発生する。
戻ってきたヴィンセントは態度を豹変させ、マックスが何かしようものなら殺すのも厭わないと脅迫する。
かくして、マックスの人生最悪の時が始まってしまった。
トム・クルーズが悪役を演ずることで話題になった。
悪役なのでいくらトム・クルーズと言え最後に死んでしまう。
なのでトムが主役というより、ジェイミー・フォックスが主役という趣が強い。
偶然であるが、殺人の片棒をかつがされた不運な男が最後の標的である検事を助けるために逃げ回る。
この男の役が強くもない、単なるタクシードライバーという役どころが現実味を帯びて面白さを引き出していると思う。