Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1963

たそがれ清兵衛

Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 1

製作会社 松竹
日本テレビ放送網
住友商事
博報堂
日本出版販売
衛星劇場
配給 松竹
公開 2002年11月2日
上映時間 129分
製作国 日本
言語 日本語


監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
原作 藤沢周平 「竹光始末」「祝い人助八」
製作 大谷信義
萩原敏雄
岡素之
宮川智雄
菅徹夫
石川富康
音楽 冨田勲
主題歌 井上陽水「決められたリズム」



キャスト
井口清兵衛:真田広之
井口萱野:伊藤未希
井口以登:橋口恵莉奈
井口きぬ:草村礼子
井口藤左衛門:丹波哲郎
直太:神戸浩
晩年の以登:岸惠子
飯沼朋江:宮沢りえ
飯沼倫之丞:吹越満
飯沼八重:深浦加奈子
甲田豊太郎:大杉漣
余吾善右衛門:田中泯
久坂長兵衛:小林稔侍
寺内権兵衛:中村梅雀
堀将監:嵐圭史
大塚七十郎:尾美としのり
服部玄蕃:夏坂祐輝
藤左衛門の中間:桜井センリ


Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 2

Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 3

Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 4



幕末、庄内・海坂藩の下級藩士・井口清兵衛は、妻に先立たれた後、幼いふたりの娘と年老いた母の世話、そして借金返済の内職の為に、御蔵役の勤めを終えるとすぐに帰宅することから、仲間から”たそがれ清兵衛“とあだ名されていた。

ある日、かつて想いを寄せていた幼なじみで、酒乱の夫・甲田に離縁された朋江の危難を救ったことから、剣の腕が立つことを知られた彼は、藩命により上意討ちの手に選ばれてしまう。

秘めていた想いを朋江に打ち明け、一刀流の剣客・余吾の屋敷を訪れた清兵衛は、壮絶な戦いの末に余吾を倒す。

その後、朋江と再婚した清兵衛。だが仕合わせも束の間、彼は戊辰戦争で命を落とすのだった。



最近よく耳にする藤沢周平原作の映画化。

山田洋次は人情物、喜劇物以外撮れないかと思っていたら、初の時代劇でこれほど素晴らしい作品を撮ってしまった。

鑑賞前は余り興味がなく全く期待していなかったが、いざ観てみるとグイグイと画面に引き込まれていく。

よく目にする時代劇のように飾ったところはないが、それが余計リアル感を出している。

藩士ではあるが山形の片田舎の武士の貧しさがわかる。

いまや世界の俳優になった真田は朴訥な武士の姿を上手く表現している。

宮沢の存在感を抑えた、いじらしい演技もこれまた見事だ。

アイドルを起用したチャラチャラした映画ばかりが目立つ邦画界だが、こういう素晴らしい作品がある事を認識させられる1本だ。


Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 5


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1963

Trending Articles