製作年 1967年
製作国 イタリア
配給 東京第一フィルム
監督 カルビン・J・パジェット
脚本 フェルナンド・ディ・レオ
製作 ジャンニ・ヘクト・ルカリ
音楽 ジャンニ・フェリオ
キャスト
ゲイリー・ライアン … ジュリアーノ・ジェンマ
イヴリン … テレサ・ジンペラ
ゴールド … ジャーマン・コボス
フレッド … セルジュ・マルカン
プレスコール … ジア・サンドリ
グリーンフィールド市の保安官に任命されてやってきたゲイリーは、初仕事として、となり町まで大金を運ぶ銀行馬車の護衛を、市長のゴールドにたのまれて、途中、金を狙う悪党どもの襲撃をうけたが、渡り者マーティの助力もあって、無事に送りとどけた。
このことでゲイリーの名は急に高まったが、ゴールドと保安官の席をねらっていたフレッドは面白く思っていなかった。
そこで二人は、ゲイリーを失脚させるために罠をしかけ殺人犯人として、牢につながれてしまった。
その牢獄に、ある晩、ボブと名のる男が酔っぱらったふりをしてぶち込まれてきた。
ボブはフレッドに恨みを持っており、復讐の機会を狙っていた。そしてゴールドとフレッドが行なった悪事を説明し証人としてプレスコットの名を教えた。
マカロニウエスタンでは珍しく主人公が保安官という設定だ。
それでも一方的に悪を退治していくわけではなく、罠にはめられて罪人の汚名を着せられたりする。
もっとも主人公なので、それで終わるはずがなく、復讐し悪人を仕留める勧善懲悪な作品になっている。
マカロニウエスタンの大概の主人公は薄汚れた身なりをしたアウトローというのが定番なので珍しいタイプではないだろうか。