製作会社 ワーキング・タイトル・フィルムズ
ポリグラム・フィルムド・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国 グラマシー・ピクチャーズ
日本 ヘラルド
公開 アメリカ合衆国 1994年2月4日
日本 1994年5月14日
上映時間 100分
製作国 イギリス
アメリカ合衆国
言語 英語
監督 ピーター・メダック
脚本 ヒラリー・ヘンキン
製作 ヒラリー・ヘンキン
ポール・ウェブスター
製作総指揮 エリック・フェルナー
ティム・ビーヴァン
音楽 マーク・アイシャム
キャスト
ジャック・グリマルディ … ゲイリー・オールドマン
モナ・デマルコフ … レナ・オリン
ナタリー・グリマルディ … アナベラ・シオラ
シェリー … ジュリエット・ルイス
ドン・ファルコーネ … ロイ・シャイダー
サル … マイケル・ウィンコット
マーティ … ウィル・パットン
ケイジ … ジェームズ・クロムウェル
ジャック・グリマルディは巡査部長でありながらマフィアにも内通し、報酬を得ていた。
同僚からロミオ（色男）と囃される彼は、美しい妻のナタリーと愛し合いながらも、若い愛人シェリーまで囲い、マフィアからの賄賂で潤った快適な生活を送っていた。
ある日、ジャックはマフィアの女殺し屋モナ・デマルコフを護送する任務に就く。 モナは美しく強烈な魅力を放っていたが、マフィアのボスのドン・ファルコーネでさえ持て余し怖れるほど、狡猾で残忍な女でもあった。
モナから自分を逃がすよう持ちかけられ誘惑されたジャックは、まるで蜘蛛の巣に絡め獲られていく獲物の様に、次から次へと彼女の罠に嵌られ破滅へと追いやられていく。
今では然程怖いとは感じないかも知れないが、当時ではかなり怖い女に映っただろう。
日本の極妻等や洋画でもここまで狡猾で残忍な女性像は描かれたことはないだろう。
自分の腕までも引きちぎっていく様は目を覆うほどだ。
ストーリー的には特別面白いわけではないが、強烈な強烈な女性像は脳裏に残ってしまう。