配給 松竹
製作年 1983年
上映時間 97分
製作国 日本
言語 日本語
監督:森崎東
製作:杉崎重美・中川完治
原作:村松友視
脚本:森崎東・荒井晴彦・長尾啓司
音楽:木森敏之
主題歌 編集
「Again」(作詞:大津あきら 作曲・編曲:木森敏之 歌:ちあきなおみ)
キャスト
安さん:渡瀬恒彦
真弓、美郷:夏目雅子
若者:沖田浩之
サンライズ・ユキちゃん:中山貴美子
サンライズ・渡辺クン:趙方豪
鈴木健一:平田満
トン吉・おかみ:藤田弓子
トン吉・おやじ:藤木悠
クリーニング店・今井さん:大坂志郎
クリーニング店・奥さん:初井言栄
平野旅館主人:名古屋章
菊池松江:朝丘雪路
サンライズ・マスター:津川雅彦
東京の大井で、三十五歳でまだ独り者の安さんと呼ばれている男が「時代屋」という骨董屋を営んでいる。夏のある日、野良猫をかかえ、銀色の日傘をさした、真弓という、なかなかいい女がやって来ると、そのまま店に居ついてしまう。
この店は、品物じゃなくて時代を売るから時代屋というので、安物ばかりだが、思い出と歴史の滲み込んだ、古くさいミシンや扇風機が並べられている。一緒に暮すようになっても、安さんは、真弓がどういう過去を持っているか訊こうともしない。そんな真弓がひょいと家を出ていくと、暫く戻ってこない。
数少ない夏目雅子の出演作品。
夏目雅子は二役で出演している。
ポスターからすると主役の扱いだが主役ではないし役柄もフラッと出て行き何日も帰らないという不思議キャラの設定なので、それほど出番は多くない。
それでも主役を完全に食うオーラと存在感は圧倒的魅力に溢れている。
話はそれほど面白くないので、夏目雅子の姿を堪能するための映画。