配給 松竹
公開 1991年10月12日
上映時間 121分
製作国 日本
言語 日本語
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
原作 椎名誠
『倉庫作業員』
製作 中川滋弘
深澤宏
製作総指揮 大谷信義
音楽 松村禎三
キャスト
浅野昭男 - 三國連太郎
浅野哲夫 - 永瀬正敏
川島征子 - 和久井映見
浅野忠司 - 田中隆三
浅野玲子 - 原田美枝子
浅野とし子 - 浅田美代子
浅野徹 - 山口良一
おっさん(加藤) - いかりや長介
鉄工所の主任 - 佐藤B作
タキさん - 田中邦衛
運送会社の社長 - レオナルド熊
サクラ製作所の事務員 - 中村メイ子
浅野守 - ケーシー高峰
浅野綾子 - 浅利香津代
浅野きぬ江 - 音無美紀子
東京の居酒屋でアルバイトをしている哲夫は、1990年7月、母の一周忌で帰った故郷の岩手でその不安定な生活を父の昭男に戒められる。その後、居酒屋のアルバイトを辞めた哲夫は下町の鉄工所にアルバイトで働くようになるが、製品を配達しに行く取引先で征子という美しい女性に好意を持つ。哲夫の想いは募るが、あるとき彼女は聴覚に障害があることを知らされる。当初は動揺する哲夫だったが、それでも征子への愛は変わらなかった。翌年の1月に上京してきた父に、哲夫は征子を紹介する。彼は父に、征子と結婚したいと告げるのだった。
親と子供の葛藤と心の変化をうまく捉えている。
個人的には総合的に共感を持って観られた作品だった。
タマタマ好きになった女性が障害者であり、それでも愛は変わらなかった。
もっともこれは映画だから、どんな状態でもヒロインは美しいわけであり現実性が低くこの点だけは共感できない。
今でも美しすぎるというまでではないが、この作品での和久井映見は透明感溢れる美しさだ。