配給 東映
製作年 1969年
製作国 日本
言語 日本語
上映時間 110分
監督 山下耕作
脚本 笠原和夫
脚本 鈴木則文
音楽 渡辺岳夫
キャスト
緋牡丹のお竜 富司純子
熊坂虎吉 若山富三郎
鶴吉 疋田泰盛
仏壇三次 鶴田浩二
お香代 古城門昌美
小城英三郎 丹波哲郎
河内彦 西田良
天満の五郎 八尋洋
江口幸平 待田京介
由美 三島ゆり子
千吉 里見浩太朗
明治中頃の四国徳島。緋牡丹のお竜は、子分清吉を重病のまま刑務所から出迎えたものの、折からの嵐の中で途方に暮れてしまった。そんなお竜を救ったのは江口、だが清吉は世話になった藍の小作人茂作の家で他界した。その頃、百姓たちは地主である旦那衆にしいたげられて、小作料争議を起していた。ところが旦那衆は江口を代表とする交渉を拒否、鳴門川一家は旦那衆の命によって悪くどい仕打ちに出た。この鳴門川は四国一帯に勢力を伸ばす観音寺親分と手を結び、徳政一家を乗っ取ろうとしていた。そんな折、茂作の息子猪之吉がイカサマをしたことから、江口が傷つけられ、千吉が殺された。遺体を引取りに来たお竜、鳴門川、それに千吉の親分武井の間に殺気がみなぎった。だが、居合わせた三次の機転で事なきを得、お竜は窮地を救われた。
シリーズ第5弾。
相変わらず艶な格好良さで観る者を魅了する、お竜さん。
お竜さんに初めて会ったので高校の時で、その当時は家にビデオがない時代で、映画館で上映している時でもなく、タマタマTVでやってたのを見たのだと思う。
確かすでに藤純子から富司純子に変わっていて、ワイドショーの司会をしていたのではないだろうか?
それから何十年経っても画面の中の、お竜さんは艶でカッコ良い。
現代の汚いヤクザより、大正から昭和初期の義理人情にあつい極道のほうが絵になる。