配給 ダイニチ映配
製作年 1971年
製作国 日本
言語 日本語
上映時間 87分
監督 藤田敏八
脚本 永原秀一
脚本 浅井達也
企画 佐々木志郎
製作 笹井英男
製作 岩沢道夫
製作 真下武雄
音楽 玉木宏樹
キャスト
ピラニア 原田芳雄
マッポ 藤竜也
振り子 梶芽衣子
レモン 司美智子
シンコ 青木伸子
ハナコ 高野沙里
ユメ 小磯マリ
アヤ 久万里由香
ガッペ 夏夕介
マー坊 鈴木利哉
ネクロ 常田富士男
荒木義太郎 稲葉義男
隆明 地井武男
あや子 范文雀
マサアキ 堺正章
新宿のある公園の芝生に、寝袋で眠るユーモラスな集団があった。この集団はピラニアをリーダーにする新宿をさすらう陽気で奇抜なフーテンたちだった。
振り子と隆明が、早起きしてじゃれあっているところへ、真っ黒なミリタリールックに身をかためた黒い親衛隊ブラックSSの5人組が突然現われた。このブラックSSは、地方の町のボスで隆明の父親でもある荒木義太郎が、家出をした隆明を連れ戻すために差し向けたものだった。抵抗した隆明は、はずみでSSの一人を刺し殺したが強引に連れていかれてしまった。
シリーズ5作目にして最終作。
このシリーズは出演者はいつも同じなのに役どころも設定も違うという不思議な作品だ。
紛らわしくわかりずらいので同じ役どころにするか役者を変えたほうがわかりやすい。
3作目以来のホタテマンの出演だが前回はタマタマ準主役級の役どころだったが、所詮ちょい役役者ちょい役で終わってる。
今回はヒッピー度、フーテン度がさらに増してホームレスのフリーセックス集団になっている。
オープニングの舞台は高層ビルが建つ前の西新宿だが、こんな姿は初めて見たので新鮮と言うか不思議な光景だった。
ホリプロ映画なので、毎回のようにバンドが出演するがいつもモップスで、今作はあからさまな売り込み作戦だ。
鈴木ヒロミツの歌がロックっぽく意外といける。