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Channel: 野良猫ロック
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野獣死すべし

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製作会社 角川春樹事務所/東映
配給 東映
公開 1980年10月4日
上映時間 118分
製作国 日本
言語 日本語

監督 村川透
脚本 丸山昇一
製作 角川春樹
製作総指揮 黒澤満
紫垣達郎
音楽 たかしまあきひこ


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キャスト
松田優作:伊達邦彦
鹿賀丈史:真田徹夫
小林麻美:華田令子
根岸季衣:原雪絵(真田の恋人)
室田日出男:柏木秀行(警視庁捜査第一課 刑事)
風間杜夫:乃木(大学の同窓生 出版社編集長)
岩城滉一:結城(大学の同窓生 外務省)
阿藤海:東条(大学の同窓生 総合商社鉄鋼部)
泉谷しげる:小林
安岡力也:峰原(カジノの元締め)
山西道広:黒岩(カジノマネージャー)
トビー門口:奥津(カジノ幹部)
青木義朗:岡田(警視庁捜査第一課 警部補)
角川春樹:警察官
佐藤慶:遠藤(銃の密売人)
前野曜子:沙羅(ホステス)
岡本麗:エリカ(ホステス)


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ある大雨の夜、東京都内で警視庁捜査第一課の岡田警部補が刺殺され、拳銃を奪われる事件が起きた。更にその直後、その拳銃を使用した違法カジノ強盗殺人事件が発生、世間は騒然となる。その犯人は、数々の戦場で地獄を見てきた大手通信社外信部記者の伊達邦彦だった。伊達は東京大学卒のエリートで頭脳明晰、射撃の心得もある。現在は通信社を退職し、翻訳家をしながら趣味である読書とクラシック音楽鑑賞に没頭、社会とは隔絶した生活を送っていた。

次の標的を銀行に定めた伊達は綿密な計画を企てるが、単独犯行は不可能であると判断、相応しい共犯者を欲するようになる。


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『蘇る金狼』に次ぐ松田優作の角川映画第2弾。

松田優作は、クランクイン前に「役作りのために少し時間が欲しい」として、しばらくスタッフと音信を絶ち、その間に松田は10kg以上減量し、更に頬がこけて見えるようにと上下4本の奥歯を抜いたという。約1ヶ月後、松田の痩せ細った姿に監督の村川透が激怒し、松田と激しい口論を始めたという外国人俳優並みのプロ根性を持つ数少ない俳優だ。

圧倒的なのは松田優作の狂気をはらんだ表情と演技で、他の俳優には真似できない独特のものだ。

それでも作品としては『蘇る金狼』ほど面白さを感じない。

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