配給 東映
製作年 1968年
製作国 日本
言語 日本語
上映時間 94分
監督 マキノ雅弘
脚本 棚田吾郎
企画 俊藤浩滋
企画 日下部五朗
音楽 木下忠司
キャスト
浜田勇吉 … 高倉健
村越 … 藤山寛美
根本 … 待田京介
丸山 … 曽根晴美
戸山 …小島慶四郎
田所 … 国一太郎
久保 … 五十嵐義弘
浅見 … 遠山金四郎
寿賀子 … 松尾嘉代
照子 … 桑原幸子
たづ子 … 岡田千代
東京で大きな努力をもつ天盟会会長橋爪は、警視庁の暴力団取締り頂上作戦で逮捕された。天盟会傘下の浜田組、平井組、伊坂組は、それ以来、橋爪の灯りをおとなしく待っていた。それから三年、いまは上野組だけが橋爪の留守に悪どく縄張りを広げていた。
一方、浜田は次期会長として他の組の親分に声望が高かったから、上野はなにかと浜田組の縄張り内でいざこさを起した。ある日、浜田組の唯一の資金源である賭場を上野は警察に密告、そのため浜田は苦境に立った。新年の事始め式で、浜田は天盟会の乱れを全員に諌めたが、同意したのは平井だけで、上野はそんな浜田をせせら笑っていた。また、妹を浜田に嫁がせている平井は、追いつめられた浜田の子分が、イカサマ賭博をしていると、浜田に忠告した。ある日、刑務所に橋爪を訪ねた浜田は、乱れた会の現状を述べ、会を解散してほしいと訴えた。だが、橋爪は反対した。
シリーズ第8弾。
本作の高倉健の役どころは、前作同様ヤクザだ。
お勤め中の親分を気遣って組みを解散させ建築会社を始める。
詳しくはわからないが、建築会社=ヤクザというイメージがあるが、映画は架空だが参考にしたのは間違いない。
本作には久しぶりに藤純子は出演していず、松尾嘉代が健さんとの夫婦役で出演している。
今も昔も侠客の道を外れたヤクザは親をも裏切り外道ぶりを発揮する。
架空の映画ではヤクザ同士の世界でも勧善懲悪の効力は発揮する。