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Wの悲劇

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会社 角川春樹事務所
配給 東映
公開 1984年12月15日
上映時間 108分
製作国 日本
言語 日本語

監督 澤井信一郎
脚本 荒井晴彦、澤井信一郎
原作 夏樹静子『Wの悲劇』
製作 角川春樹
音楽 久石譲
主題歌 薬師丸ひろ子
「Woman "Wの悲劇"より」


併映 原田知世主演『天国にいちばん近い島』

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キャスト
カッコは劇中劇『Wの悲劇』での役柄を示す。
三田静香(女中→和辻摩子) - 薬師丸ひろ子
森口昭夫 - 世良公則
羽鳥翔(和辻淑枝。摩子の母親で与兵衛の姪) - 三田佳子
五代淳(中里右京。和辻家の事件を捜査する警部) - 三田村邦彦
嶺田秀夫(和辻道彦。淑枝の二人目の夫で摩子の義理の父親) - 清水紘治
安恵千恵子(和辻みね。与兵衛の妻) - 南美江
菊地かおり(和辻摩子→途中降板) - 高木美保
安部幸雄 - 蜷川幸雄

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ロケ地
石神井公園 - 野外舞台のある公園。
武蔵関公園付近 - 三田静香の住むアパート。
八王子市の明治生命保養所 - 劇団「海」の稽古場。
江古田駅付近の村さ来 - 研究生のたまり場。
表参道 (原宿)・神宮前四丁目 - 三田静香が五代淳と待ち合わせするカフェテラス。
西荻窪の天徳湯 - 三田静香と森口昭夫が通う銭湯。
調布グリーンホール - 大阪公演の舞台。
帝国劇場 - 東京公演の外観とロビー。
練馬文化センター - 東京公演の舞台。
日比谷スカラ座 - 森口昭夫が三田静香の身代わりに刺された場所。
代官山 - ラスト・シーン。森口昭夫が三田静香を見送る。「これが俺達の千秋楽か?」


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三田静香は劇団「海」の研究生で、女優になるために努力を重ねる20歳の女性。そんな真摯な静香を公園で見初めた森口は元劇団員の26歳、今は不動産屋の社員をしている。

静香は劇団の次回公演『Wの悲劇』の主役選考オーディションに臨むが、同期のかおりが役を射止め、静香は物語の冒頭でひとことだけ台詞のある端役を担当することになった。オーディションに落ちて落ち込む静香に、森口は俳優時代の心理的な苦悩を語る。

そんな静香に、危険な第2のチャンスが待っていた。『Wの悲劇』公演のため大阪に滞在中、看板女優である羽鳥翔のホテルの部屋で、羽鳥のパトロンの堂原が腹上死してしまったのだ。スキャンダルになることを恐れた羽鳥は、たまたま部屋の前を通った静香を呼び寄せ、身代わりになることを頼む。その見返りとして、続く東京公演でかおりを降板させ、静香を主役へ起用させることを約束する。静香はその申し出を承諾し、羽鳥の代わりにスキャンダルの当事者としてマスコミの矢面に立つ。



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夏樹静子の小説『Wの悲劇』が原作とクレジットされているが、小説は本映画中で上演される舞台劇の原作という形になっている。

タイトルはエラリー・クィーンの小説の
パロディなのは明らかであり、また映画の内容とタイトルは不釣合い。

小説は作品の中の演劇部分のストーリーだからタイトルとおりの推理小説だが、映画はそれを演じる女優の野望と恋を描いてるからだ。

しかし薬師丸は、たいして可愛くもなく演技も上手いわけでもないのに、なぜ人気があったのか疑問だ。

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