配給 東宝
公開 1966年12月17日
上映時間 87分
製作国 日本
言語 日本語
監督 福田純(本編)
円谷英二(特撮)
有川貞昌(特撮補佐)
脚本 関沢新一
製作 田中友幸
音楽 佐藤勝
前作 怪獣大戦争
次作 怪獣島の決戦 ゴジラの息子
キャスト
吉村:宝田明
ダヨ:水野久美
竜尉隊長:平田昭彦
基地司令官:田崎潤
仁田:砂塚秀夫
市野:当銀長太郎
彌太:伊吹徹
良太:渡辺徹
船長:天本英世
原住民:沢村いき雄
白衣の男A:伊藤久哉
デスク:石田茂樹
小美人:ペア・バンビ
良太はマグロ漁船ごと行方不明になった兄の漁師、彌太が生きているとの恐山のイタコの託宣を信じ、マスコミを頼ってひとり上京してきた。新聞社で、賞品にヨットのプレゼントが懸かった「耐久ラリーダンス大会」を知り、会場を訪れた良太は、途中ギブアップした出場者の大学生・仁田、市野と知り合う。その晩、市野の車で葉山海岸に向かった一同は、港にあった太平洋横断用のヨット「ヤーレン号」に無断で泊まり込むが、そこに訳あり風の男、吉村がオーナー顔でいた。翌朝目が覚めた一同は、良太の手でヤーレン号が港を離れ、はるか海上にあることを知り、さらに吉村の金庫破りを報じるラジオニュースを聞いて驚く。こうして良太の兄探しに同行する羽目となった吉村らだが、突如ヨットを襲った暴風雨の中で巨大なハサミに襲われて遭難、南海の孤島レッチ島に流れ着く。
島に上陸した一同だが、この島は秘密結社「赤イ竹」の工場となっており、核兵器の製造が行われていた。良太らの見守る中、黄色い液体を海にまきながら、島の波止場に赤イ竹の輸送定期船が入港してくる。そのとき、小舟を奪った脱走奴隷が海へ出たが、たちまち現れた巨大なエビの怪獣「エビラ」の餌食になってしまう。ヤーレン号を転覆させたのは、エビラの巨大なハサミだったのだ。定期連絡船の撒いていた黄色い液は木の実の汁で、エビラの苦手とするものだった。赤イ竹は巨大蛾モスラの住むインファント島の住民を強制連行して労働を強い、この黄色い汁の製造に従事させていた。
シリーズ7作目。
前作は キングギドラ というインパクト大の怪獣が出ていたが、本作では エビラ でスケールダウンも甚だしい。
他に登場するのは 蛾とコンドル、、、。
ゴジラ以外は実在する虫と鳥と海老の巨大版。
夢も希望もない怪獣で、製作者のセンスを疑う。
巨大化なんて誰にでも思いつく発想だ。
戦闘も緩く迫力の、はの字もない。
加山雄三のパロディで鼻をこするゴジラ。
製作者は死ね。
モスラは1度ゴジラに体当りして終わりで、エビラとの戦闘がメイン。
最後は約束どおりハサミをもいで終了。
今では子供にも通用しないだろう。