配給 松竹
公開 1991年11月23日
上映時間 104分
製作国 日本
言語 日本語
監督 舛田利雄
脚本 吉田剛
製作 櫻井洋三
山内久司
音楽 平尾昌晃
主題歌 藤田まこと「月が笑ってらぁ」
キャスト
中村主水 - 藤田まこと
飾り職人の秀 - 三田村邦彦
お歌 - 光本幸子
夢次 - 山本陽一
中村せん - 菅井きん
中村りつ - 白木万理
さだ - 麻丘めぐみ
政 - 村上弘明
鎌イタチのおむら - 名取裕子
蝶々の朝吉 - 大沢樹生
蟹の腕助 - 安岡力也
千吉 - 保阪尚輝
金平 - 佐藤蛾次郎
仁王のお松 - キューティー鈴木
阿修羅のお種 - 尾崎魔弓
お浅 - 酒井法子
後藤千勢 - 山本陽子
後藤分家・三之助 - 岸部一徳
勘定奉行・太田玄蕃頭 - 西岡徳馬
与七 - 白竜
服部孫太夫 - 岡本信人
同心・森下 - 橋本功
地獄組頭領・赤目 - 天本英世
前作 必殺4 恨みはらします
次作 必殺! 主水死す
佐渡金山から脱走した人足の鎮圧を目的とし暗躍する組織・地獄組。その地獄組の手引きによって人足として働かされていた無宿人たちが脱走した。さらに無宿人たちはお上に差し出す献上金を積んだ船を占拠した。船を所有する金座・後藤家では金相場への影響を懸念し、奉公人たちへ事件の口外を堅く禁じる。
後藤家に奉公するお浅は、思いを寄せる与七の船が海に沈む夢を見る。その朝お浅は、後藤家当主・千勢の口からそれが現実であったことを知らされ、心乱れる。仕事人から足を洗っていた政は、与七の死を受け入れられず憔悴するお浅から、沖を見渡せる砂丘へ連れて行ってほしいと頼まれる。
シリーズ5作目。
この作品は、政とお浅の悲恋を軸に描かれ、お浅の運命をきっかけに、仕事人・政は最後の戦いに挑むこととなる。
「もう我慢できない! あの仕事人・主水が帰ってきた!」、「これが最後の必殺か!」
と言うキャッチコピーのように本来なら最後の作品になっていたのかもしれない。
仕事人が主要どころが政は最後の作品のため特殊な役回りのため、主水と秀だけでは弱すぎるような感がある。
アクションをするわけではなく蝙蝠を操るだけなのだが死神博士が不気味だ。
『ブラウン館』のようなおふざけは論外だが、シリアル一辺倒ではなくテレビシリーズ的ノリが、このシリーズには一番あってるような気がする。