原題 X-Men: The Last Stand
製作年 2006年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス
上映時間 105分
監督 ブレット・ラトナー
脚本 サイモン・キンバーグ 、 ザック・ペン
音楽 ジョン・パウエル
キャスト
ローガン/ウルヴァリン - ヒュー・ジャックマン
オロロ・マンロー/ストーム - ハル・ベリー
エリック・レーンシャー/マグニート - イアン・マッケラン
ジーン・グレイ - ファムケ・ヤンセン
マリー/ローグ - アンナ・パキン
ドクター・ヘンリー"ハンク″マッコイ/ビースト - ケルシー・グラマー
レイヴェン・ダークホルム - レベッカ・ローミン
スコット・サマーズ/サイクロプス - ジェームズ・マースデン
ボビー・ドレイク/アイスマン - ショーン・アシュモア
ジョン・アンダーダイス/パイロ - アーロン・スタンフォード
ケイン・マルコ/ジャガーノート - ヴィニー・ジョーンズ
プロフェッサー・チャールズ・エグゼビア - パトリック・スチュワート
念動力によってX-MENのメンバーを救い、洪水に飲み込まれていったジーン・グレイの死からしばらく後のこと。
幾人かのミュータントが、人類からの差別と迫害、ミュータント同士の愛憎関係のもつれなどが原因で、チャールズ・エグゼビアが主催するエグゼビア・スクールから去っていった。
かくしてX-MENと『ブラザーフッド』は人類を巻き込んで、三つ巴の大戦争状態へと突入する。その頃、大企業ワージントン社の社長は、ミュータントの息子ウォーレンを救いたい一心で、ミュータントを人間に変える新薬、キュアを開発する。
キュアを使えばミュータントは超能力を失うが、普通の人間になれるという。ミュータントたちは、「人間になるか、ミュータントのままでいるか」という葛藤の中、究極の選択を突きつけられる。
X-MENシリーズ3作目。
タイトルからも、内容からも最後の作品と見られていた。
製作サイドが最後の作品と言ったかどうかは知らないが、たとえ言ったとしても映画界に問わず音楽業、大きくは芸能界は儲かれば前言を撤回する事なんて朝飯前の事だだ。
1作目からテンションは落ちず、変わらぬ面白さだ。
もっとも単純に面白い作品ほど、後に残らないのだが。
前回死んだと思われたジーンが生きていて実は最強のミュータントだった。
よくある設定だが、良しとしよう。
この作品ではキュアが話の焦点になるが、このキュアで望んで人間に戻る者、望まずに人間に戻される者。
それによりミスティークやマグニートは普通の人間に戻され、ローグもすすんで人間に戻った。
そしてプロフェッサーの死。
最後にはローガンがジーンに請われ、愛する故にジーンを殺してしまう。
戦いが終わって、何もなかったように学園が再開されるのには違和感がある。