原題 SAW VI
製作年 2009年
製作国 アメリカ
配給 アスミック・エース
上映時間 90分
監督 ケヴィン・グルタート
脚本 パトリック・メルトン 、 マーカス・ダンスタン
音楽 チャーリー・クロウザー
キャスト
ジグソウ トビン・ベル
ホフマン刑事 コスタス・マンディロア
ジル ベッツィ・ラッセル
エリクソン マーク・ロルストン
ウィリアム・イーストン ピーター・アウターブリッジ
アマンダ ショウニー・スミス
FBI捜査官・ストラムの死体が発見される。
残された指紋などから、ジグソウの後継者として疑われていたストラムの死によって、一連のジグソウによる事件は終わったと思われた。
しかし、ストラムの上役だったFBI捜査官・エリクソンはその見方に疑問を感じ、ホフマン刑事に接近する。
ジグソウの前妻・ジルは、夫の遺言と遺品の扱いに困惑していた。
しかし、ジルはある決心を固める。
そのころ、新しいゲームが始まる。
大きな部屋に、古い回転木馬がある。
その外側に6人が座らされ、その前に自動銃が備え付けられている。
そして、回転木馬から降りられるのは2人だけだと告げられる。
ソウのシリーズ6作目。
ジグソウが死してもなお続く殺戮ゲーム。
今作はジグソウの遺言の指示によりゲームは行われる。
多くの人から見れば死んで当然と思われる人間、同時に少数の人から見れば愛する人なのだ。
一見すると多くの被害者の代弁者として私刑を行っているようにみえるが、殆どの場合ジグソウ本人の恨みを晴らすべきための私刑だという事だ。
どんなに恨みがあっても、いざその場面にであっても手を下せる人は少ないだろう。
それをいとも簡単にやってみせるところが狂気の所業といえる。
ラストには私刑の執行者であるホフマンまで殺していく。
その狂気にジルもハマっていく。