製作年 2011年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 144分
監督 園子温
脚本 園子温
製作 鳥羽乾二郎 、 大月俊倫
プロデューサー 千葉善紀 、 飯塚信弘
キャスト
和子 : 水野美紀
美津子 : 冨樫真
いずみ : 神楽坂恵
ショウジ：児嶋一哉（アンジャッシュ）
吉田正男：二階堂智
カオル：小林竜樹
木村一男：五辻真吾
マティーニ真木：深水元基
土居エリ：内田慈
赤いドレスの女：町田マリー
スーパーの店長：岩松了
尾沢志津：大方斐紗子
菊池由紀夫：津田寛治
どしゃぶりの雨が降りしきる中、ラブホテル街のアパートで女の死体が発見される。事件担当する女刑事・和子は、仕事と幸せな家庭を持つにもかかわらず、愛人との関係を断てないでいた。
謎の猟奇殺人事件を追ううちに、大学のエリート助教授・美津子と、人気小説家を夫に持つ清楚で献身的な主婦・いずみの驚くべき秘密に触れ引き込まれていく和子。
事件の裏に浮かび上がる真実とは……。
3人の女たちの行き着く果て、誰も観たことのない愛の地獄が始まる……。
90年代に渋谷で起きた実際の殺人事件「東電OL殺人事件」からインスパイアを受けて作り上げた。
ラブホテル街のアパートで女の死体が発見されたことをきっかけに、3人の女の運命が交差していく。
水野美紀が、猟奇殺人事件を追う刑事役でヘアーヌードを披露するなど体当たりの演技を見せる。
主役は水野美紀になってるが、富樫、神楽坂3人の主役映画だと思う。
「冷たい熱帯魚」に勝るとも劣らない狂気ぶりが遺憾なく表現されている。
並のグロテスクさでは語り尽くせない描写、グロテスクな性描写、グロテスクな狂気。
並大抵の才能では表現できない狂気だ。
邦画でもここまで才能がある監督は、まずいないだろう。
主役3人の女優にも並大抵の演技では表現できないものを見たような思いだ。
残念なのは大根のお笑いを出演させたことだろう。