本尊 五大明王
創建年 大同2年(807年)
開基 坂上田村麻呂
文化財 五大堂、木造五大明王像(重要文化財)
日本三景の1つである景勝地・松島の景観上重要な建物であり、本州海岸に近い小島に建つ。伝承によれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされる。
その後、円仁(慈覚大師)が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に仏堂を建立し、大聖不動明王を中央に東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、北方金剛夜叉明王の五大明王像を安置したことにより、五大堂と呼ばれるようになった。
現在の堂は、慶長9年(1604年)、伊達政宗が瑞巌寺の再興に先立って再建した。東北地方最古の桃山建築と言われている。
家から割と近いので、今まで何度も行ったが、昔より観光客は減ったように感じる。
外国の方の姿も見かけるが、中国人はほぼ見かけられず、欧米人の方が多い。