製作会社 キャッスル・ロック・エンターテインメント
日本配給 日本ヘラルド映画
日本公開 1989年12月23日
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
監督 ロブ・ライナー
脚本 ノーラ・エフロン
製作 アンドリュー・シェインマン
ロブ・ライナー
音楽 ハリー・コニック・Jr
ハリー・バーンズ / ビリー・クリスタル
サリー・オルブライト / メグ・ライアン
マリー / キャリー・フィッシャー
ジェス / ブルーノ・カービー
ジョー / スティーヴン・フォード
アマンダ / ミシェル・ニカストロ
77年のシカゴ、大学を卒業したばかりのハリー・バーンズとサリー・オルブライトは、経費節約のために同じ車でニューヨークに出ることになるが、事あるごとに2人は意見を衝突させ、初めての出会いは最悪のものとなった。
それから5年後、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港。
出張の見送りに来てくれた恋人ジョンと長いキスを交わしているサリーのもとにハリーが姿を現わした。
2人はお互いが相手の名前を覚えていたことに驚くが、飛行機の中で席を替わってもらって隣り合わせになったハリーとサリーはまたしても口論、しかしもうすぐ結婚するというハリーの様子は以前とは違ってみえた。
さらに5年後、離婚直前のハリーと、ジョンとの別れから何とか立ち直ろうとしているサリーが再会した。
これを機会に2人は友達同士になり、デートを重ねるようになるが、2人の会話はお互いの恋の悩みばかり。
ジョンとの恋にケリをつけたと思い込みたいサリーと、妻と離婚した現実を受け入れられないハリーの関係は、しかし時として互いに振りかかってくる相手へのロマンティックな思いを振り払おうとしている。
今観ても色褪せないラヴ・コメディの傑作。
最悪な出会いから、運命の糸に引き寄せられるように幾度も再会してしまう2人。
お互いに意識し合うが、それを認めようとしない2人。
好きなのに好きと言えない子供のような2人だが、自分にも当てはまる部分があり共感でき感情移入させられる。
要所要所に笑いのスパイスが効いていて、2人が食事をする食堂での、メグの悶え振りには大爆笑だ。
またオバちゃんの反応が更にナイスだ。
この映画の影響で、この食堂は日本のガイドブックには必ず載るようになり有名店になったそうだ。
今では殆ど名前を聞かないメグ・ライアンだが、80年代から90年代にかけ非常に人気があった。
メグにはシリアスな作品よりコメディタッチの作品が合ってると思う。