製作国 イタリア スペイン
製作年 1969
配給 劇場未公開
上映時間 109分
監督 トニーノ・ヴァレリ
脚本 マッシモ・パトリッツィ
製作 ビアンコ・マニーニ
音楽 ルイス・エンリケス・バカロフ
キャスト
ジュリアーノ・ジェンマ
ヴァン・ジョンソン
ウォーレン・ヴァンダース
マリア・クアドラ
南北戦争も終わり、平和を取り戻したかに見えたアメリカ。
奴隷解放に尽力するガーフィールド大統領が遊説に訪れた先は、人種差別が根強く残るダラス。
そこで何者かに暗殺されてしまう。
容疑者としてビルとジャックが捕えられる。
冤罪を訴える2人だったが、真相を闇に葬り去ろうとする暗殺団によって黒人のジャックは無残にも殺されてしまう。
かつて同じ暗殺団に父親を殺された過去を持つビルは、真相を暴くべく復讐を誓う。一方、大統領の政策を引き継ごうとしていた副大統領は過去の違法行為に対して脅迫を受け、その証拠奪還を狙っていた…。
リンカーン大統領暗殺をモデルにしたマカロニウエスタンだが、場所柄ケネディ大統領暗殺をも彷彿とさせる。
この作品も定番の復讐劇だ。
マカロニウエスタン全盛期であったであろう時期の作品にも関わらず、劇場未公開ということは大して面白くないか、供給過多だったのだろうか?
マカロニウエスタンの題材としては珍しいが、可もなく不可もなく、いつものジェンマのマカロニウエスタンという感じしかしない。