配給 アメリカ合衆国の旗 ハリウッド・ピクチャーズ
日本の旗 日本ヘラルド
公開 アメリカ合衆国の旗 1996年2月2日
日本の旗 1996年5月18日
上映時間 129分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英国
監督 リドリー・スコット
脚本 トッド・ロビンソン
原作 チャック・ギーグ
『白い嵐-アルバトロス号最後の航海』
製作 ミミ・ポーク・ギトリン
ロッキー・ラング
製作総指揮 リドリー・スコット
ナレーター スコット・ウルフ
音楽 ジェフ・ローナ
キャスト
クリストファー・シェルドン<船長> … ジェフ・ブリッジス
アリス・シェルドン<船医> … キャロライン・グッドール
マックレア<英語教師> … ジン・サヴェージ
チャック/ナレーター … スコット・ウルフ
フランク … ジェレミー・シスト
ギル … ライアン・フィリップ
ロバート … デヴィット・ラッシャー
ディーン … エリック・マイケル・コール
オーシャン・アカデミーに入学したチャックは、航海訓練を目的とした船旅に出るため10人の生徒と4人のクルーとともにアルバトロス号に乗船しガラパゴス諸島を目的地とした航海に出る。
道中、様々なアクシデントに見舞われながらも仲間としての絆を深めていく船員たち。
しかし長い航海も帰路について終盤に近づいたメキシコ湾で、アルバトロス号は昔から船乗りたちにも恐れられているという"白い嵐"に見舞われてしまう。
実際に起こった話を映画化している。
違いは映画では5人の死亡になっているが、実際には6人死んだようだ。
映画の7割は船上訓練や寄港地でのバカンスやアヴァンチュール等を描いている。
訓練と言っても軍隊ではないので、そこまで厳しいものではない。
そして2割が問題の嵐のシーンだが、長い航海では当然嵐は予想すべきものであり、取り立てて問題視する程には感じられない。
それだけ大きい嵐でヨットにも関わらず死者が半分以下というのも大規模な事故とは言えないので心に響いてこない。
そしてエンディングの残り1割が船舶免許の剥奪裁判だが、生徒達が船長を庇うのだが、劇中ではそこまでの絆が生まれたようには感じない。
この程度の話を映画化にしても、たいして面白いわけもなく、実際に興行収益も製作費の約1/4程度にとどまっている。