配給 パラマウント映画
公開 アメリカ合衆国 1953年8月27日
日本 1954年4月21日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
監督 ウィリアム・ワイラー
脚本 イアン・マクレラン・ハンター
ダルトン・トランボ
ジョン・ディントン
原案 ダルトン・トランボ
製作 ウィリアム・ワイラー
音楽 ジョルジュ・オーリック
キャスト
アン王女(アーニャ・スミス) … オードリー・ヘプバーン
ジョー・ブラッドレー … グレゴリー・ペック
アービング・ラドビッチ … エディ・アルバート
大使 … ハーコート・ウィリアムズ
ヴィアルバーグ伯爵夫人 … マーガレット・ローリングス
マリオ・デラーニ … パオロ・カルリーニ
プロブノ将軍 … トゥリオ・カルミナティ
ヘネシー支局長 … ハートリー・パワー
某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問中であった。
最後の滞在国であるイタリアのローマで、過密なスケジュール、疲労感と自由のない生活への不満により、ついにアンはヒステリーを起こしてしまう。
その夜、密かに城を抜けだした王女は、鎮静剤のせいで無防備にも路傍のベンチでうとうとしはじめる。
そこに通りかかったのが、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーだった。
見かねて介抱するうち、いつの間にか王女はジョーのアパートまでついて来てしまう。
翌朝になって彼女の素性に気づいたジョーは、王女の秘密のローマ体験という大スクープをモノにしようとする。
アンはまず美容院で髪の毛を短くし、スペイン広場でジェラートを食べる。
その後ジョーとベスパに二人乗りしてローマ市内を廻り、真実の口を訪れ、サンタンジェロ城前のテヴェレ川でのダンスパーティーに参加する。
不覚にも、この作品を観るのは今回が初めてだ。
古臭く白黒なので観る気が起きず、今日まで至ったが、観ないで死ぬと後悔しそうなので見た。
思ったほど古臭く感じず、ストーリー自体も然程面白いわけではないが、飽きずに観ることができた。
そのわけは、オードリーの圧倒的な魅力にあると改めて思い知らされた。
美しいのは当たり前で、美しさの上に気品がある。
美しい人は映画界にはごまんといるだろう。
しかし気品を備えた美女は映画界と言えど
オードリー以外には思い浮かばない。
オードリーの魅力満載の、この作品は永遠に色褪せない作品だと思う。