原題 Il gatto a nove code
英題 The Cat o' Nine Tails
製作会社 ラブラドール・フィルム
SEDA Spettacoli
Terra-Filmkunst
Transconta SA
配給 イタリア ティタヌス・ディストリビュジィオーネ
日本 20世紀フォックス
公開 イタリア 1971年2月11日
日本 1972年10月28日[2]
上映時間 115分
製作国 イタリア、フランス
言語 英語
監督 ダリオ・アルジェント
脚本 ダリオ・アルジェント
原案 ダリオ・アルジェント
ルイジ・コッロ
ダルダーノ・サチェッティ
製作 サルヴァトーレ・アルジェント
音楽 エンニオ・モリコーネ
キャスト
カルロ・ジョルダーニ … ジェームズ・フランシスカス
フランコ・アルノ … カール・マルデン
アンナ・テルジ … カトリーヌ・スパーク
スピニ警部 … ピエル・パオロ・カポーニ
ブラウン博士 … ホルスト・フランク
元新聞記者で盲目のフランコ・アルノは、夜、姪のローリーと外を歩いていると、車内で男が言い争っているのを聞き、フランコはその男の顔をローリーに見るようにいう。深夜、遺伝子研究所に何者かが侵入し、次の日所員のカラブレジ博士がプラットホームから突き落とされ死亡する。
新聞にカラブレジ博士の写真が載り、それを見たローリーから彼が言い争っていた男であることを聞いたフランコは、記事を書いた新聞記者のジョルダーニのところへ行き、落下の瞬間を撮影したカメラマンのリゲットに連絡してもらう。リゲットが調べると博士を突き落とす手が写っていた。しかし、彼はその写真を現像しているとき、後ろから首を絞められ殺害される。ジョルダーニとフランコは、殺人者を見つけ出すため捜査を始める。
原題に動物が入っている、アルジェントの「動物三部作」と呼ばれる作品の1つ(他の2作は『歓びの毒牙』と『4匹の蝿』)。
ダリオ・アルジェント監督第2弾。
『サスペリア2』的手法や演出等に通じる場面が随所に見られるが、イタリア映画アルジェント映画に共通する安っぽさが目立つ。
アルジェント・ファンには好評のようだが、私はアルジェント作品なら手放しで喜べるほど評価してないので、並の作品としか評価できない。